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WILLCOM D4とGPS、NAVITIME、MapFan

2008-04-15 00:37:10 | GPS
ウィルコムのWILLCOM D4対応の高感度GPSレシーバーなど (I-O DATAプレスリリース)
「MapFan」ブランドで 本格カーナビアプリケーションの開発に着手 (インクリメントPニュースリリース)
Ultra Mobile[WILLCOM D4]向けにWindows Vista版の「NAVITIME」アプリをプリインストール (ナビタイムニュースリリース)
WILLCOM D4に対応したGPSモジュールなど周辺機器が登場 (ケータイWatch)
ウィルコム、世界初のVista/Atomを搭載した新端末「WILLCOM D4」 (BB Watch)

 ウィルコムの UMPC、WILLCOM D4 が発表された。
 同時にウィルコムの取り扱い製品として、I-O DATA から USB-GPS レシーバー、UMGPS が発表された。本製品は USB I/F だが、miniUSB への変換コネクタも同時に発売される。
 これは形状・色などを WILLCOM D4 に合わせたものと考えられる。推測ではあるが同社の NAVI CLIP (USBGPS2, W-ZERO3[es]と同時発表)の形状違いで、高感度GPS(SiRFstarIII?)を搭載してくると考えられる。
 USBGPS2/WS は正直 W-ZERO3[es]に装着すると不格好だったが、この UMGPS はさほど違和感はない。逆に本体に近すぎて、受信感度に影響を与えないかというのが気にはなる。

 ここまでは、W-ZERO3[es]の発表時も同じようなことがあった話だったが、この先が驚いた。
 NAVITIME と MapFan のカーナビが、WILLCOM D4 に対応するという。

 NAVITIME は最近多くのプラットフォームへの対応を進めていて、その一環というのは理解できる。コースは FOMA 向けサービスと同様、NAVITIME Pro(315円/月)とドライブサポーター(315円/月)の2つで、カーナビ機能も含めて有効に使うためにはこの両者に入る必要がある。もちろん VICS 対応。また UMGPS のような GPS 受信機が必要だ。
 開発中の画面を見る限りでは、大型・高精細の WILLCOM D4 の画面を使い、広々としていて、ケータイアプリを使っているわたしから見ればうらやましい。
 それにしても、まさか Windows Vista 用のアプリまで出してくるとは、考えてもいなかった。さらに、WILLCOM D4 にプレインストールされるという。

 さらに驚いたのが、インクリメントPの対応だ。こちらは WILLCOM D4 の発売には間に合わず、秋頃のリリースという。まだ詳細は決まっていないそうだ。BB Watch に1枚写真が掲載されている。
 同社が PND 向けに出しているカーナビのようなサービスになるのだろうか。詳細の発表が楽しみだ。
 しかしこちらも、Windows Vista 用アプリが出てくるとは、考えてもいなかった。

 これら両サービスが Windows Vista 用に開発されることにより、ウィルコムではない Windows 機にも展開されることがあるのか、注目だ。

 気になるのは、通信手段がウィルコムの PHS ということだ。NAVITIME にしろ MapFan にしろ、カーナビ用途で使うのであれば広いエリアで使えることが要求されるだろう。WILLCOM D4 + UMGPS の組み合わせはスタンドアローンGPSとして動作するだろうから、圏外でも GPS は使えるだろう。問題はナビの途中で圏外になったときにナビに必要なデータをどうするのか、だ。地図情報は通る経路のものを事前に自動的にダウンロードしておく、ということはできるだろう。が、周辺検索のようにネットワーク越しの情報を使いたくなったらどうするのか。縮尺1/25,000程度までの地図と検索データは全てHDDに入れてしまう、ということも考えられる(PNDの例を見れば2~4GB程度あれば十分なので)。ただし VICS はさすがに圏内で無いと使えないだろう。また圏外でアプリが起動できるのか、というのも気になるところだ。
 この辺りをどう解決してくるのかも、注目だ。

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