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GPS+無線LAN ハイブリッド測位

2007-02-13 12:07:21 | GPS
SiRF Teams with Skyhook Wireless to Deliver GPS-WiFi Hybrid Positioning to Accelerate Location-Based Services

 SiRF は2月9日、「Wi-Fi Positioning System」(WPS)という技術を持つSkyhook Wireless, Incとの協業を発表した。
 WPSはSkyhook Wireless社の商標で、その名の通り無線LANを搭載した端末の位置を知る技術だ(参考記事1参考記事2)。無線LANを用いているのでGPS衛星からの信号が届かないような屋内などでも位置測定が可能であるが、記事を読む限りでは同社のデーターベースにある無線LANのアクセスポイントしか、位置測定には使えない。
 協業の内容は、GPSとWPSを1つの測位システムとして扱えるようにする、というものだ。SiRF のプラットフォームに組み込まれ、2007年後半にリリースされると言う。
 この協業によりユーザーは意識することなく、GPSが使えないような屋内でもWPSが有効であれば位置を知ることができる。
 2007年の3GSMにおいて展示されるとのことだ。

 プレスリリースにはGPSとWi-Fiの測定結果を合成してSiRFLocサーバを用いて正確な測位を行う、などとあるので、もしかしたら、ただ単にどちらかがダメなときにどちらかの結果を使う、というだけではなく、組み合わせて測位精度を上げるような仕掛けがあるのかもしれない。

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