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パイオニアのポータブルカーナビ「AVIC-T10」

2008-05-10 14:25:53 | 位置情報・地図


(実際に購入してみたので、エアーナビ AVIC-T10 vs EN-4500 レビュー(1)もご参照ください)



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 パイオニアは5月9日、ポータブルナビ「AVIC-T10」を発表した。6月上旬の発売、6-7万円で販売されるという。
 特徴は、
・3G通信機能による渋滞情報取得機能
・加速度センサ・ジャイロセンサー搭載による自律航法機能、さらにオプションにより車速パルス情報を利用することも可能。
・5.8インチワイドVGA液晶
・4GBメモリ搭載
と言ったあたりだろうか。

 特筆すべきは2点。

 まずは通信機能を搭載してきたことだ。これが AVIC-T10 の最大のトピックだと思う。少なくとも国内のポータブルナビで通信機能を搭載した機種は、初めてではないだろうか。これにより、渋滞情報を通信により得ることができる。
 VICS情報が得られるポータブルナビ、メモリナビは本機種が始めてではない。例えばNV-SD700DTはFM多重VICSのみだが、VICS情報を得られることができる。NV-U2はオプションを接続することにより光ビーコンや電波ビーコンによる渋滞情報を得ることができる。
 AVIC-T10 がすごいのは、これらVICSの渋滞情報だけでなく、通信機能によりスマートループが使えることだ。これにより、VICS 情報に加えリアルタイムプローブによる正確な渋滞情報を得ることができる。

 次に、加速度センサー・ジャイロセンサーの搭載だ。据え置き型のナビでは当然の機能だが、今まで国内で自律航法機能を備えたポータブル・メモリーナビは SONY nav-u くらいだろうか。ようやく SONY 以外のナビでも搭載例が出てきた。
 また、オプションにより車速パルスが使えるという点も大きい。

 液晶は5.8インチWVGA。重量は500g。ポータブルと言うには苦しいが、さほど持ち運びに苦労するほどでもない。
 メモリー搭載量は、最近の流れとなりつつある 4GB だ。検索対象数は、分かっている限りでは住所3500万、電話番号700万。

 気になるのは通信料だ。料金は月額1,029円~2,079円の2段階定額制とのこと。


 実際どれくらいの価格で出てくるだろうか。また今後この機能を追いかける機種が出てくるのか。注目される。

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