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GPS内蔵デジカメ発表

2008-08-07 23:50:26 | GPS


ニコンデジタルカメラ「COOLPIX P6000」の発売について (ニュースリリース)
ニコン、GPSユニット内蔵の1/1.7型CCD機「COOLPIX P6000」

 ニコンは8月7日、コンパクトデジカメの新製品「COOLPIX P6000」の発表を行った。発売は9月。店頭予想価格は6万円前後とのこと。

 なんとこのデジカメ、GPSを搭載している。
 製品紹介サイトによると、本体左側面にGPS用アンテナがあることは分かる。しかしGPSについては、それ以上の詳細は記載されていない。GPSといえば真っ先に知りたくなる感度についても不明だ。
 このGPSにより、Geotagを画像に付加することができるとのこと。測地系はWGS-84。ViewNXというツールで地図の上に写真を乗せて閲覧できるようだ。このツールではGoogle Mapsの地図を用いているらしい。

 興味があるのは、やはりGPSだ。どうやってシャッターを押した瞬間の位置情報を取得するのだろうか。
 GPSは測位を始めてから実際に位置が分かるまでに、環境などにもよるが数秒~数十秒のタイムラグが生じる。従って、シャッターを押した瞬間の位置を記録するためには、シャッターを押す前に既に位置が分かっている必要がある。すなわち、GPS部の電源をずっと入れっぱなしにして測位をし続けておく必要がある。ただそれでは、不必要なときにも電力を消費してしまい、撮影可能枚数が減ってしまう。
 あとは割り切って、シャッターを押した後に位置情報が必要であれば、数十秒そこで測位ができるまで待つか。しかしそれでは、軽快に撮影はできずGPSは使われなくなってしまうだろう。

 このカメラ、どのように撮影可能枚数とGPS測位方法、そして軽快さとの折り合いをつけているのか。非常に興味のあるところだ。
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