INTERNET Watchの記事中に、Google Maps API を使用したサイトが掲載されていたので、見てみた。
はてなマップでは、
以前紹介した
「ハコパンダ☆map 」βと同様のサービスを既にやっていた。
その上はてなでは、写真の Exif から GPS などで取得した緯度経度情報を取り出して地図に関連付ける仕組みを既に持っている。
また、Blog を書くときには地図を指定するだけでなく、地図に関連付けるための情報(住所など)をタグのように埋め込むことによっても、自動的に地図にリンクが張られるらしい。
maplog.jpは、地図から Blog を検索するサービスだ。Blog 中の住所などをキーワードにしているらしい。
以前紹介した INTERNET Watch の記事で、ゼンリンが「ブログと連動した位置情報サービスを参考展示」しているという記事を取り上げていたが、既にこのサイトでは似たようなことをやっている。
単純に Blog 中のキーワードから記事を拾って Google Maps API で地図上に展開することと、ゼンリンがやろうとしていることは違いはするが、既にネット上実践してしまった maplog.jp はすごい。
これまで多くの人が位置情報をどうやって使ってもらうかを考えてきたのだと思うが、それが Google Maps API の登場で一気に進んでしまった。
多くのインフラが提供され使う人が多くなれば、インフラとユーザが共に増える正の連鎖が始まる。
ここで一気に位置情報提供ユーザが増加するためには、やはりケータイ使用者の取り込みが必要だ。このあたりは
以前の記事で取り上げた通りだ。
とりあえずは簡単に使えるよう、GPSつきケータイでのモブログを書くとき、ケータイの位置情報機能を付加できるようにすれば広がるかもしれない。地図サイトはケータイが位置情報を取得しているのだから、難しくはないだろう。
・・・ もうどこかのブログサービスがやっていそうだ。
わたしのサイトのように、ちまちまと位置情報を貼り付けているような時代ではなくなったらしい・・・