ひらけいメモBlog@goo

デジカメ・GPS・PC・デジタル家電などに関するニュースを扱っています。

SA700iSのGPS

2005-10-06 02:49:35 | GPS
 GPS機能を搭載したFOMAが発売される。SA700iSだ。
 詳細はFOMA初のGPSケータイ「SA700iS」、10月1日発売FOMA初のGPSナビ機能――「SA700iS」に詳しいが、注目すべき記事は「SA700iS」のGPS機能を解剖するだろう。

 ここには、Vodafone や DoCoMo の測位手法の致命的弱点が記載されている。GPS しか使えない点だ。
 auでは記事にあるように基地局測位をすることができ、空が見えなくてもある程度正確に自分の位置を知ることができることが多い。それに対して Vodafone や DoCoMo では GPS しか使えないため、空が見えないところでは測位をすることができないのだ。
(正確にはたとえば DoCoMo でもiエリアがあるが、正直測位と言えた代物ではない)
 この違いは CDMA を採用している au と W-CDMA の DoCoMo/Vodafone の違いから来ていて、Qualcomm のチップを使用して GPS 機能を実現する現状では、測位機能としては au の方が優位であるのは明らかだ。
 なお、au のケータイでも徒歩ナビ中などの自律測位中は GPS のみを使用するようで、この場合には三者の違いは出ないと思う。

 例えば喫茶店にいたとして、次に行きたい場所への経路を調べようとする。ところが Vodafone や DoCoMo の GPS 機能では恐らく自分の場所を知ることができない(空が見えないので測位できない)ので、経路を出すことができない。しかし au 端末では可能だ。これは大きな違いとして、ユーザの使用感に現れるのではないか。
「空が見えないから場所分からなくて当然だよね」とユーザーは考えてはくれないだろう。逆に「何で au じゃできるのに DoCoMo はできないの?」ということになるだろう。

 従って、au の測位機能に少しでも近づけるためには、測位機能の実現に Qualcomm のチップ以外で測位を実現する必要がある。例えば SiRF 社をはじめとする、高感度の GPS チップを使用する(もしくは、代替の測位手法を採用する)しかない。

 07年の新規 3G 端末には GPS 機能が標準搭載されるらしい。そのとき、「DoCoMo や Vodafone の GPS は使い物にならない」ということにならなければいいのだが・・・
コメント

日本語版e-Trex

2005-10-06 00:31:39 | GPS
 いいよねっとによると、eTrex VistaC 日本版およびeTrex LegendC 日本版が発売されたとのことだ。いいよねっと Online Storeで購入することができる。

 eTrex VistaC 日本版は税込99,750。eTrex LegendC 日本版は税込79,800。前者は方位と高度を知ることができる分、高い。
 従来のモノクロ版との違いは、「オートルーティング、カラー表示、省電力などの機能が追加された」(いいよねっと)とのことだ。また、PC との接続が USB となる。
 モノクロ版はVistaが税込83,790、Legendが税込62,790であり、費用差と性能差を考えると、微妙なところだ。

 なお、VistaC の AP 版は税込56,490。これもGPS専用機と考えれば高いと思うが、なぜ日本語化して20万分の1地図を搭載しただけでこれだけ価格が高くなるのか、ちょっと納得できない。興味はあるが、ちょっとこの価格では手が出ない。

 GPSメモにも記載していきたい。
コメント