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ひらけいメモBlog@goo

デジカメ・GPS・PC・デジタル家電などに関するニュースを扱っています。

タフネスケータイ「G'zOne W42CA」、6月29日から順次発売

2006-06-28 07:42:03 | 携帯電話など
au携帯電話の新ラインナップの販売開始について (プレスリリース)
タフネスケータイ「G'zOne W42CA」、6月29日から順次発売 (ITmedia)

 auは27日、G'zOne W42CA を6月29日から順次発売すると発表した。
 GPS+電子コンパス、Win対応、そして防水。GPSケータイとして使うにはぴったりの端末だ。
 DoCoMo ユーザーなのが残念だ・・・
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三洋とノキア、新会社設立交渉が決裂

2006-06-22 23:20:54 | 携帯電話など
三洋とノキア、新会社設立交渉が決裂 (ケータイWatch)

 信じられない記事だ。
 久しぶりの、日本の携帯メーカーに関するよいニュースだと思っていたのに・・・

 これで、三洋の携帯事業が今すぐどうこうなる訳では無いと思うが、先行きは暗くなったのは確かだろう。

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IntelがXscaleから撤退?

2006-06-06 23:04:38 | 携帯電話など
Intel、XScaleなど通信チップから撤退か (ITmedia)
W-ZERO3の本体裏面に「Intel Inside」ロゴ (ITmedia)

 Intel が、Xscale の事業から撤退すると報じられている。

 Xscale とは言うまでもなく、Windows CE 系 PDA など携帯機器向けの ARM ベースハイエンド CPU だ。最近の製品では W-ZERO3 に搭載されている。
 なお安価な PDA には、ARM9 を搭載した Samsung の プロセッサが搭載されていることが最近多い。例えば MiTac の P350 には、S3C2440 が搭載されているようだ。

 PDA 市場は報じられているように縮小傾向だ。SmartPhone とノートPCの間で苦しみ、シェアを食われている。その限られた PDA 市場でも、Samsung のプロセッサに市場を侵食されている。

 ならば W-ZERO3 のように SmartPhone 向けに売れるのかというと、そうでも無い。安価な製品を作るには通信・アプリケーション統合チップが必要であり、アプリケーション専用の XScale は向かない。W-ZERO3 のように通信とアプリケーション部が明確に分離した製品か、極めて高いアプリケーション部の機能をようきゅうする製品にしか適用できないのだ。
 ということで、XScale はなかなか広い市場に出られず、苦しんでいるようだ。

 Intel が TI(NTT DoCoMo とともに通信・アプリケーション統合チップを開発している) のように有力な GSM/W-CDMA 通信技術を持っていれば XScale 技術を利用して性能の高い通信・アプリケーション統合チップを開発できるのかもしれないが、Intel は実績のある通信技術を持っていないようだ。

 仮にIntel が XScale を手放すとすれば、これをコアとして使っている通信・アプリケーション統合チップ市場からも撤退するのだろう。
 ただ、冒頭に記載した、W-ZERO3 にロゴをつける話と撤退の話とは、相反する。ロゴの話を聞くと、Intelがこれからもモバイル機器向けプロセッサ開発を続けていくとも見えるからだ。本当のところはどうなのだろうか?

 それにしても、PC 向け CPU の巨人 Intel でさえも撤退を考えざるを得ない携帯電話向けLSI市場とは、恐ろしいところだ。

 そして本当に手放すとすれば、どこに売却されるのかにも興味が尽きない。
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W-ZERO3の新モデル

2006-06-06 22:59:21 | 携帯電話など
「W-ZERO3」(WS004SH)の発売について~ 「W-ZERO3」ハイスペックバージョンが登場 ~ (プレスリリース)
ウィルコムの「W-ZERO3」に新モデル、ロケーションフリーに対応 (ケータイWatch)
W-ZERO3の販売台数は15万台、夏モデルは別の機会に (ケータイWatch)
メモリ増強、電子辞書標準搭載──ウィルコム、W-ZERO3のハイスペック版 (ITmedia)

 Willcom の人気モデル、W-ZERO3 に新モデルが登場した。向上点は、メモリが256MBに倍増(従来128MB)、電子辞書機能の搭載、など。従来モデルよりも5000円程度高くなるそうだ。

 一部で話題になっていた CPU 速度の向上や SDIO の搭載はされていない。その記事を見かけたときには、これで W-ZERO3 で Bluetooth GPS + Pocket Mapple Digital V6 が使えるようになるか、と非常に期待したので、発表内容にがっかりしてしまった(予想記事が高望みだったのだが)。
 夏モデルには期待してみたい。
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内向きなPMCとNEC

2006-06-02 23:12:56 | 携帯電話など
パナソニック モバイルが「3キャリア供給体制」を整えた理由 (ITmedia)

 ITmedia によると、パナソニックモバイルが au と SoftBank 向けに端末を供給する目的は、負けた海外から撤退し、そのリソースを国内に振り分け、供給端末を増やし、比較的強い国内で勝つ、ということのようだ。NEC との提携も、国内で勝つ一環だ。
 そして国内で生き残り、数年後にはまた海外に挑戦するという。
 SoftBank は Vodafone と提携しているため、海外向けの経験も積めると考えているようだ。

 NEC のときにも書いたが、そううまくいくかは甚だ疑問だと思う。
 ブランド力は無い。
 魅力的な端末も出せない。国内で戦う間に、十分なマーケティングを積み重ねてくれればよいのだが・・・
 極端に安い端末も出せない。いくら国内でスケールメリットを追求したところで、飽和した国内と、世界を相手の Nokia, LG, Samsung などと比べれば台数の差は明らかだ。

 せめて今後、国内で黒字を出せるメーカーとして残っていればいいのだが。

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ポータブルプレーヤ向けの4.3型液晶

2006-06-02 23:11:57 | 携帯電話など
各種ポータブル機器向けワイドTFTカラー液晶ディスプレイモジュールを販売開始 (プレスリリース)
NEC、ポータブルプレーヤ向けの4.3型液晶 (ケータイWatch)

 NEC液晶テクノロジーは6月1日、WQVGA(480×272ドット)、4.3型の液晶ディスプレイを発表した。タッチパネルを装備している。出荷開始は7月からとのことだ。
 用途は、GPSつきケータイ、PDA、ポータブルプレーヤー、などらしい。

 地図表示であれば、ドット数が多く、大型であるに越したことはない。また表示された地図を簡単に操作するために、タッチパネルはなかなか有用だ。個人的には、今後タッチパネルつきのケータイが増えてくるのでないかと思っている。
 もしこれがGPSつき携帯端末に搭載されるのであれば、メーカーがこの大型の液晶をどう使ってくるのか、楽しみではある。

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SA702iのウリとは

2006-05-30 22:17:00 | 携帯電話など
「FMラジオは瞬時に起動します」――小型FOMA、SA702iのウリとは (ITmedia)

 ITmedia による、SA702i についての三洋電機へのインタビュー記事。
「ウリは電子コンパスだろう」とGPS好きの立場からは思うのだが、残念ながら電子コンパスについては写真とその説明でちょっと触れられている程度だ。
 記事中でのウリとしては、
・起動の速さ(特にラジオで体感できる)
・デザイン
・日本語入力の強化
だった。

 SA702i を普通のケータイとして使われる方には、興味の持てる記事だと思う。
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NECと松下のケータイ連合

2006-05-30 22:16:22 | 携帯電話など
「N」「P」携帯ブランドは提携後も統合せず──NEC社長 (ITmedia)
NEC、携帯事業で松下と合弁会社設立か(Nikkeibp)

 NECと松下電器産業は、第三世代携帯電話端末の開発で提携することを発表した。第三世代携帯では開発コスト・期間が格段に大きいからだ。1社だけで開発するのは困難であり、協業するのがベストと判断したとNECは述べた。
 2社で開発を分担すれば開発期間とコストは半分で済み、大きなアドバンテージになる。
 提携の狙いは世界市場だ。NEC社長は「要素技術では,世界に先駆け試験サービスを行っているNECと松下が先行している。ノキアを頭一つリードしている。グローバルに通用する製品を開発していく」と強気だった。
(ITmediaの記事から抜粋)


 これは、先日あったNEC社長の会見ではない。記事の日付は 2001年8月21日。もう5年も前の話だ。
 今や、国内のシェアではシャープが1位、松下とNECは僅差ではあるものの2位と3位に甘んじている。海外に目を向ければ、NEC広報部によると2006年度の販売見込みを「ほぼゼロ」としているそうだ。
 29日の会見でNEC社長は「当初大きなラッパを吹いた割にこういう結果になり残念だ。技術力を過信し、市場の変化に対応する力がなかった」(Nikkeibp記事)と述べた。また、「当面、フィンランドのノキアや英ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズなど、海外大手との直接対決は避け、10社以上の携帯電話機メーカーがひしめく国内市場で勝つことを優先課題としていく」とも説明した。

 読んでいて、正直虚しくなるような内容だ。不採算事業と化している携帯電話事業を立て直すために開発コストを切りつめるのは必要だ。しかしこれでは、「当面」海外での競争を避けるうちに海外新興市場での売り込み競争に間に合わず、結果、今のまま海外シェアを全く取れずに国内での限られたパイの奪い合いを続け、そして沈んで行くというシナリオが誰にでも見えてしまう。
 もちろん、こんな当たり前のことを大手企業の経営陣が分からないはずはない。しかしそれでも手の打ちようがないのだろう。こうしたところが、虚しくなる。
 Nokia と三洋の提携のように、これから日本の高機能ケータイを狙って海外メーカーが日本メーカーとの提携に来るだろう。そんな中また5年後に、このNECと松下連合は国内でさえ生き残ることができるのだろうか? NEC の株価は、この提携話を手がかりに上がっているようではあるが・・・

 そんな、悲観的なシナリオをたどらないように願いたい。

 参考:メーカー再編で見逃せない“海外メーカー提携”のシナリオ (ITmedia)
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ケータイWatch「G'zOne W42CA」インタビュー

2006-05-26 07:40:45 | 携帯電話など
「G'zOne W42CA」インタビュー (ケータイWatch)

 ケータイWatchによる G'z One 開発者インタビュー記事。W42CA の購入を検討されている方は興味ある記事だと思う。
「」は記事中のインタビュー内容引用。

 G'z One W42CA の最大の特徴は「今回はなんといっても、WINなったというのが最大のアピールポイント」だ。
 TYPE-R の頃から「タフネスモデルと相性の良いナビのサービス」ということは開発陣も認識していて、例えば「サブディスプレイで方位センサーを起動し、端末を開くとEZナビウォークに簡単にアクセスできる仕組み」などを用意していたが、やはり「定額サービス非対応の1X端末ということで、あまり使いこなされているものではなかった」とのことだ。
 今回WIN対応となり「パケット通信への不安も解消され」た。

 元々「相性の良いナビのサービス」なのだから、やはりケータイナビ端末として大きく期待が持てそうだ。DoCoMo にこのようなモデルがあれば、間違いなく購入するのだが・・・

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ドコモ通話、2年以内に130か国で使用可能に

2006-05-22 08:48:00 | 携帯電話など
ドコモ通話、2年以内に130か国で使用可能に (読売新聞)

 読売新聞によると、NTTドコモは20日、2年以内に(新規発売する)すべての携帯電話をGSM方式に対応させると発表した。
 現在GSM方式に対応したケータイはSIMPURE N, SIMPURE L, N900iG, M1000, NM850iG など限られた特殊な機種のみであったが、これが全機種に拡大することになる。
 GSMとは日本で言えばPDC(movaなど)の世代であり、海外では一部がW-CDMAに移行しつつあるものの、まだまだ主流だ。

 海外でも使えるケータイは Vodafone の得意とするところであったが、ドコモとしてもいつまでもそうはさせない、ということだろう。

 具体的な時期としては、904iの世代だろうか。ただしドコモがルネサスやTIと共同開発しているGSMもできる通信チップを使用した装置の開発は進んでいると考えられるので、パラパラと対応機が出始めるかもしれない。

 使用者とすれば、海外で使うためにわざわざ SIMPURE を買いましたり、ということが不要になるので便利にはなるだろう。ただしGSMに対応させることにより部品が増えたり消費電流が増えたりすることが考えられる。GSMはいつも使う機能ではないため、これにより高価になったり重くなったり電池のもちが悪くなったり、といったことが無いようにしていただきたいものだ。
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ドコモの夏モデル902iS

2006-05-13 07:11:34 | 携帯電話など
FOMA「9シリーズNew Models」8機種を開発 (NTTドコモプレスリリース)
防水や着うたフル、HSDPA携帯など10機種──ドコモの夏モデル (ITmedia)
「音楽を強く打ち出したい」――ドコモ新機種の狙いは (ITmedia)
“王者の戦い”を捨てた夏モデルに、本気になったドコモの怖さを感じた (ITmedia)

 NTTドコモは11日、FOMA 902iS シリーズ8機種を発表した。メインは「DCMX」「セキュリティ」「音楽」「ゲーム」「HSDPA」とのことだ。
 ということで仕様を見てみたのだが、音楽は結構複雑だった。

「ミュージックチャネル」がN902iXでしか使えないのは仕方無い。分かりづらいのは、
「着うたフル」対応はP902iSとN902iX
「WMA」対応は F902iS のみ
「SDオーディオ」対応はN902iS, P902iS, SH902iS, N902iX, DOLCE SL
 結果、WMA にも SDオーディオにも対応していない D902iS と SO902iWP+ は「ミュージックストア」に対応できない。着うたフルにも対応していないので、従って持っている CD などをケータイで聞くことしかできない(と思う)。

 音楽に関してはごちゃごちゃになっていて au のラインアップ(着うたフルならWIN、LISMOならW4x)に比べると分かりづらい。これはナンバーポータビリティーに向けて音楽で au に早急に対抗する姿勢を打ち出しておく必要があるためと考えられるが、903i くらいでまとまってくるのだろうか。
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電子コンパス搭載SA702i発表

2006-05-11 22:17:28 | 携帯電話など
FOMA「SA702i」「SO702i」を開発 (NTTドコモプレスリリース)
SA702i製品情報(NTTドコモ)
ドコモ、「SA702i」「SO702i」を開発 (ケータイWatch)
GPSによる歩行者ナビゲーションに対応した「SA702i」 (ケータイWatch)
防水や着うたフル、HSDPA携帯など10機種──ドコモの夏モデル (ITmedia)
電子コンパス付きのGPS携帯──「SA702i」 (ITmedia)

 NTTドコモは11日、SA702iの開発を発表した。
 事前に噂になっていたように、GPS だけでなく電子コンパスを搭載してきた。
 なお、前機種 SA700i と比較すると、小型化・軽量化を図ってきているだけでなく、電池のもちも長くなっている。その他に外部カメラの画素アップも図られていて、着実に進歩している。メイン液晶は SA700iS と同スペックのもののようだ。
 ソフトウェアの面では、『住所や駅名などフリーワードで目的地を設定しルートを選ぶだけで、音声案内付きのルート案内が可能な「かんたんナビ」が利用』できる(製品情報)とある。「かんたんナビ」という名称はSA700iSのナビゲーションサービスにも使われているので同じものとも思うが、「フリーワード」とあるのでナビソフトのバージョンが SA700iS よりも上がっている可能性もある(SA700iSのものはこのフリーワード機能が搭載されていない)。

 SA702i は電子コンパスに注目したい。ナビゲーションとして使う場合に、やはり電子コンパスの有無は使い勝手に大きな差が出る。
 電子コンパスと言っても Vodafone 904SH の6軸センサのように高機能では無いと推測されるが、どのようなものが搭載されているのか、使ってみたいものだ。

 この他に確認したい点は、GPS の感度だ。SA700iS を使ってみて思うのは GPS 感度の悪さだ。この点が改良されているとうれしい。

 ちょっと残念なのは、ナビゲーションのソフトウェアだ。個人的には、有料で構わないので EZ ナビウォークの有料版相当の機能がついて欲しい。せっかくサクサク動くナビゲーション機能なのでもったいない。
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gooラボ、携帯向け音声入力システムの実証実験

2006-05-11 07:14:14 | 携帯電話など
「goo」で、「スピーチ・アシステッド・サーチ」の実証実験第二弾を開始 (ニュースリリース)
gooラボ、携帯向け音声入力システムの実証実験
 NTTレゾナントは9日、goo の携帯電話用実験サイト「gooラボ」(携帯電話専用)において、「スピーチ・アシステッド・サーチ」の実験公開を開始した。06年6月30日までの提供となる。
「スピーチ・アシステッド・サーチ」は「goo路線検索」「gooグルメ&料理」において検索対象となる「駅名」を音声で入力するサービスだ。

 実際に使ってみた。

 路線検索では「新宿から横浜」と発声すると、「新宿」から「横浜」が検索の起点と終点に設定される。
 音声認識の精度は高いと感じた。「新宿から横浜」と普通の速度で発声すると、ちゃんと認識される。

 しかしながら課題は多く、
・認識できるのが駅名のみ(だから精度が高いともいえる)。
・音声での入力は路線検索であれば、起点と終点が手入力の代わりに音声入力になるのみ。グルメ検索も同様で、検索の中心点となる駅名を音声で入力できるのみ。その他は全て従来通り手で入力する必要がある。
・音声認識をするために、音声認識サーバ側に電話をかける必要があり、手順が煩雑。
などが挙げられる。

 KDDIの「声de入力」は使ったことは無いが、記事を見る限り「声de入力」に連携したEZナビウォークと比較すると、極めて使用感は悪いものと推測できる。


 ただ、Web と電話とが連携できるサービス(電話をかけて音声認識させた結果がWeb側で使える。通話ごとに付与されるプッシュボタン信号によって対応づける)は初めて使用したので、おもしろく感じた。
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PDA出荷減少に歯止めかからず

2006-05-08 22:26:00 | 携帯電話など
PDA出荷減少に歯止めかからず (ITmedia)

 ITmedia によると、PDA の出荷台数が減少を続けているらしい。前年同期よりも 22.3% も減少。9四半期連続で前年同期よりも減少しているらしい。
 調査会社の分析によると、PDA に組み込まれている GPS などの機能はケータイにも搭載されていて、PDA の利点が無いからのようだ。
 ただし Mio は 84.4% 伸び、シェア5位になった。欧州・アジアで売れているらしい。

 わたしは PDA を2台持っている。GPS PDA 用途の PocketPC と、メモ帳・スケジュール管理の Sigmarion III だ。SigmarionIII で Pocket Mapple Digital が動けば苦労は無いのだが対応していないので、どこかへ行くときにはやむを得ず PocketPC も持ち歩いている。ただ仮に SigmarionIII で Pocket Mapple Digital が動いたとしても、PocketPC は持ち歩くかもしれない。Sigmarion III は気軽に取り出したりしまったりするには、少し大きい。
 ただし文章を入力するのは、PocketPC では無理だ。ということで、結局両方とも持ち歩いている。

 UMPC は PocketPC や Sigmarion III ほどの大きさ・重さにはすぐにはならないだろうから、PDA の用途はそれなりにあるとは思うのだが・・・

 ところで、Mio のシェアが伸びているのは注目できる。
 Mio のヨーロッパでのラインナップは、
・GPS PDA Phone A701
・PDA Navigation A201168
・Personal Navigation Devices C210268 Plus269 Plus
だ。
 基本的には全機種 GPS がついていて、GSM ケータイつきであったり、Mio168 のような GPS PDA であったり、ハンディカーナビのようであったりする。
 どのあたりが売れている理由なのだろうか?

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NEC携帯電話の提携先はパナソニックと東芝?

2006-04-04 06:41:16 | 携帯電話など
第3世代携帯 NEC、松下・東芝と提携交渉「再編を」 (asahi.com)
NEC、3G携帯開発で東芝、松下と提携交渉──一部報道で (ITmedia)

 朝日新聞3日の報道によると、他社との携帯の提携先を模索していたNECは、パナソニックと東芝に狙いを定めたらしい。
 NECと松下とは既にソフトウェア開発で提携しているが、そのさらにハードウェアの部品にまで進めようとしている。
 NECはこの報道に対し、否定も肯定もしていない。

 NECとパナソニックを合わせればNTTドコモ市場では圧倒的なシェアを持つことになる。ボーダーフォン市場では東芝はシャープに次ぐシェアを持っている。au市場でも東芝は強い。
 また東芝とは、ソフトウェアの提携を始めようとしているようだ。NECと松下はこれまでの動きをさらに進めればよく、NECと東芝は国内では市場は重なっていない。
 確かにこれら三社が手を結べば、日本国内市場ではかなりのシェアを握ることができ、コストダウンのメリットは一応はあるのだろう。

 ただ、その成果としての製品が出るのためには1年以上はかかるだろう。
 NECとパナソニックの半導体会社はそれぞれ異なるプラットフォームを持っていて、少なくとも P901iTV には松下半導体のプラットフォームが使われている(ITmedia記事)。これを調整するのが難しそうに見える。
 また、東芝は au と Vodafone では Qualcomm 製チップを使っている。新たなプラットフォームの導入は大変だろうが、協業により新規開発に比べれば、それなりに早くに Linux プラットフォームを手に入れることができる。例えば1-2年後くらいに、東芝製ドコモケータイが出てくるかもしれない。
 その場合、使用するハードウェア部品はNEC, パナソニックと似てくるはずなので、部品の共用化にもつながりそうだ。
 なお、Qualcomm 製チップでも SA700iS のようにドコモ向け端末は実現は可能だ(それで 900 系に必要な性能が出るか、という問題はあるが)。


 さて、この三社の再編で本当に海外でも戦えるような力をつけることができるのか、その辺りの戦略を実際に提携したときの会見から見てみたい。

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