貧々自適

仕事のかたわらデジカメを構えたり
季節のうつろいや人の優しさに触れ感激する
そんな貧乏オヤジのつれづれ帳です

一番星

2014-11-05 04:14:23 | 趣味
夕方の「一番星」といえば、宵の明星こと「金星」と相場が決まっていますが、現在は見えません。
太陽のすぐそば(地球から見て)にいるので、年末ぐらいにならないと…が私の予測。
で、次に明るい木星(-2.1等級)は、日没時にはまだ地平線下なのでダメ。
その次はシリウス(-1.5等級)ですが、これもまだ地平線下。
日本中で見える次の明るい星は、アークトゥルスですが高度が低く(日没時で約15°、-0等級)
条件がよくないとレギュラーの座は難しいかも…。
そこで登場するのが夏の文字通り「スター」である織姫星ことベガ(0等級、明るい恒星第5位)。
夕方(17時45分ごろ)夏の大三角の他の二つ(アルタイルとデネブ)より一足早く輝きだしました。
首が痛くなるくらい高い位置に見えますが、夕暮れ(それも秋)の西の空に見えてこそ「一番星」。
やや風情に欠けるなぁ(笑)

この時季、当地では明るい恒星のベスト10のうち、7つ※が時間を置いて見られます。
 ※カノープスを除く、他の2つは沖縄あたりまで行かないと見えない
ちなみに、昨日の当地の日の入りは17:08、常用薄明の終わりは17:34でした。
金星なら日没時には見えるはずです。

ゆうべは「アンドロメダ銀河」を写しに行きましたが、ちゃんと撮れていませんでした。
オリオン大星雲に比べて目印にとぼしく、もうちょっと研究しないと…。