貧々自適

仕事のかたわらデジカメを構えたり
季節のうつろいや人の優しさに触れ感激する
そんな貧乏オヤジのつれづれ帳です

震災関連15

2011-05-21 01:14:59 | 東日本大震災
ちょっと思い切った提言を。
未だ収束への道筋が見えた、と言えない福島第一原発の事故。
その障害の一つが、原発敷地内にある数万トンともいわれる大量の放射能汚染水。
こうなったら、原発の地下深くに「巨大な穴」を掘って、そこに流し込み封印する、というのは?
計算すると、直径50メートルの球形の穴を掘れば「約65,000トン」の容量になります。
かかる費用は、青函トンネルや東京湾アクアラインよりは安いかも。
 ⇒穴だけなので付帯設備が不要、せいぜい2~3千億円か?
あとは原発敷地内からボーリングして立抗を空け、原子炉建屋内外の漏れ出している水を流し込む。
ついでに汚染された瓦礫も投入できるかも…。
問題は地下水がどれくらいあるか?で、それが汚染されているとちょっと面倒なことになりますが、
世界でも最先端の土木技術を駆使すれば、やれないことはないかも。

報道でご存知と思いますが、放射性物質の拡散が30キロどころか首都圏周辺にまで広がっていて、
場所によっては避難(=疎開)を余儀なくされる、という事態もあり得る状況に。
内閣不信任案提出なんてノンキなことやってる場合じゃないはずですが。
自民党が政権を奪還しても「しまった!」ってことになるかもしれませんよ。
国会議事堂の真上にぶら下がっている『ダモクレスの剣』に、何人の議員さんが気付いているのか…。
いずれにしても「原発事故の収束」ができるか否かが、この国の命運を握っている、と言っても
過言ではなくなってきたことだけは間違いではないでしょう。

それから「赤十字」に集まった2000億円もの義捐金、まだ配分が決められないとか。
大きな組織に託したせっかくの善意が、2ヵ月以上経ったのに未だ生かされていないということ。
私は直接送金したのでそんなことはありませんが、歯がゆい思いがしています。