物流の調節弁

今日の朝日の一面トップは、「ルポにっぽん」　asahi.comの記事
「物流の調節弁・日雇い派遣のよう」と書かれている、文字通り「悲惨な日常」が
ルポされています。
事故防止のためと搭載が義務付けられた「リミッター（速度抑制装置）」、
エコドライブ推進と銘打って補助金まで出した「デジタルタコグラフ」、
零細運送業者の足元を見たような運賃のダンピング。
そこに昨今の燃料高騰が加わり、格差社会の底辺でもがくトラックドライバーの
悲痛な叫びが聞こえてきます。

大手運送会社のドライバーは、積み下ろしの楽※な荷物や荷主がほとんど。
　※コンビ（カゴ）やパレット積み、荷物の積み下ろしはフォークリフトで
数ヶ所下ろしや手積みなどのシンドイ仕事は庸車に、という図式です。
物流コスト削減という「錦の御旗」のカゲで、身を削って働く人たちがいるのです。

唯一の救いは、記事にある「高校生の息子がオヤジの体を気遣っている」こと。
いつか家族そろって、笑って暮らせる日が来ることを信じて頑張ってほしい。


昨日まで３日連続の「猛暑日」だった当地。
今日はひと休みといっても34.3℃で、たいして変わらんがな。
だいぶ体が（暑さに）慣れてきたとはいえ、たまりません。
おまけにずっと雨が降らず「水不足」の懸念も出てきました。
まだ１ヶ月近く続くのかぁ…

pochikoさん、Mayumiさんの会津地方で震度４とか。
まぁ、たいしたことはなかったでしょうが、まさかお二人ともグラッときたとき
「テレビのリモコンを握りしめて」表へとび出したりしてませんよね？(笑)