貧々自適

仕事のかたわらデジカメを構えたり
季節のうつろいや人の優しさに触れ感激する
そんな貧乏オヤジのつれづれ帳です

今日は何の日

2005-10-28 21:20:44 | よもやま話
けさ娘を送っていく車の中で、いつもの「今日は何の日」を。
今日10月28日は、比較的記憶に新しい出来事があった日なんですね。

昭和47年(1972)の今日は、上野動物園にジャイアントパンダ(カンカン・ランラン)がやってきた日だそうです。
当時の田中角栄首相が「日中国交正常化」を実現した際、周恩来首相から贈られた、と記憶しています。
米ソの冷戦構造に巻き込まれ、遅きに失した感がないわけでもありませんが、中国残留孤児問題の解決に一歩前進したことは特筆すべきでしょう。
もちろん帰国された後の、残留孤児の皆さんの「また新たな苦労」とは別に…

ニュースで流れた両首相が交わした固い握手の場面を思い出すと、靖国問題でこじれたままの「今」と比べ、相手が周恩来(日本に留学されてた)でよかった、と感慨深いものがあります。
昔聞いた話ですが、周恩来は「中国と日本とは2千年におよぶ交流の歴史がある。たかだか50年(日清戦争~大東亜戦争)の対立など、ほんのわずかな時間だ」と語っていたとか。
今の両国首脳に聞かせたい言葉ですな。


もう一つのできごとは、ドーハの悲劇
あと1分守りきれば「ワールドカップ出場!」というところでの失点…
衛星中継(確か深夜)を見ていて、私もガックリ。直後の中山やラモスの姿は今も目に焼き付いています。
負けたわけではない(試合は引き分け)のに、あと一歩というところで出場を逃した悔しさが、次回のリベンジ(一旦は最終予選途中で絶望的になりかけた)につながったのかも…
対中東勢に弱いとか、逃げ切りやドローに持ち込むのが下手、とかいうのは今でも時折顔をのぞかせますが、ドーハがあったからこそ世界とそこそこ戦えるチームになってきたとも言えましょう。

写真は?って声が聞こえてきそう(笑)なので、息子を学校まで送った帰りに寄り道…
ところがここ2日ばかりもやがかかって、スカッとした画像になりません。



「セカチュー」の撮影が行われた庵治町側からの屋島。先日のフェリーからとは反対側です。
昔から屋島は何かに似ていると思っていましたが、一つは「ギアナ高地」のテーブルマウンテン、
もう一つは「星の王子様」のゾウを飲み込んだうわばみ(帽子じゃない!ってヤツ)、どうです?