ちいさなちいさな いのりのことば

 * にしだひろみ *

ラジオ番組にちょっと出演

2018年10月11日 | Weblog
「ラジオ番組に出演していただけませんか?」


ご連絡をくださったのは、地元FM局(FMport)のパーソナリティーさんでした。

わたしのblogをご覧になってのお便り。



そんなわけで、昨日収録に伺ってきました。

車が苦手なわたしは、電車にゴトゴト、歩いてテクテク、の小旅行です。

水筒と、小さなお菓子を忘れずに。

あとは読みかけの歴史小説。


忘れてはいけないのが、穏やかな気持ち。

あるとないとでは大違い。

世界がまるで違って見えるし、出会う物事も変わります。


これで、楽しい旅の準備万端。



新潟の中心市街に出るのは、ほんとうに久しぶり。

普段しずかに過ごしているので、様々な刺激にびっくりします。

音も、色も、スピードも。


でも、平日昼間の勢いは、きっと少し穏やかで、

よかったなあ・・と思いながら歩いて行きました。



ラジオ局さんに到着すると、途端にわたしの背筋が伸びました。

みなさんテキパキ、シャカシャカと立ち働いておられます。

局には局の流れがあり、わたしは出来るだけ上手に合流しなくてはなりません。

ほんの少しの合流でも、妨げになっては残念ですもの。

そして、終わればやはり、上手に分離したいもの。

気合いが入ります。



わたしが参加させていただく番組は、『PORTA~思いをカタチに~』の中の「MY ACTION 」というコーナーです。

7分という、あっという間のコーナーですが、

パーソナリティーさんとディレクターさんは、何回も企画を練って臨まれるんですね。

短い時間で、出演者の方の魅力がリスナーさんにしっかり伝わるよう、真剣勝負なのです。


当日も、お忙しいスケジュールのなか、流れをリハーサルしたり、雑談の中から番組を膨らませるタネを見つけられたり、

目が醒める思いでしたし、尊敬の思いで一杯でした。



収録は、あっという間。

これでよかっただろうか・・と振り返りそうになるのを制して、

(ディレクターさんのOKが出たのですから)、

御礼もそこそこに、わたしは素早くスタジオを後にしました。



エレベーターを降り、ビルを出たら、

そこには日常がありました。

人々が暮らす、音や、においや。


いま起きていた収録も、局のみなさんも、夢の中の出来事だったかのように思われました。


そう思われるということは、もしかしたら、合流と分離が、少しは上手にできたのかな。



わたしは、笑顔になり、

でも慌てて引っ込めて、(すれ違う人がびっくりしますものね)、

ゆっくりゆっくりと、街を歩いていきました。



※放送は、14日(日)午後6時です。

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