ちいさなちいさな いのりのことば

 * にしだひろみ *

愛の正体 *日々のつれづれ*

2016年03月08日 | Weblog

あの有名な、アルベルト・アインシュタイン博士は、“愛”というエネルギーを、恐らく初めて、科学的に説明しようとしました。


“愛は、光の二乗で増殖する”

というのです。



どういうことなのか、見当もつきませんが、

愛は、とてつもない勢いと速度と規模で拡大していく、ということは理解できます。



さらに、

“愛には限界がない”

“愛には何もかもすべてを超越する能力がある”

“愛こそが存在する最大の力である”

とも言っています。




ということは、

できないことは何もない、不可能のない力、ということ、

空間だけでなく、時間も越えて駆け抜け、広がり、伝わっていく、ということでしょうか。

その力、“愛”が、わたしにもあるなんて、発することができるなんて、驚くべきことです。



アインシュタイン博士は、

生前、娘のリーゼルに対し、心を開いて愛情表現をすることができなかった、と、手紙に遺しています。

そのことが、自身の全人生を打ちのめしてきた、ということも。

でも、

“時間は相対的なものだから、私がお前を愛しており、お前のお陰で私が究極の答えに到達したことを、お前に告げる必要があるのだ。”

と、続けています。



この気持ち、この気持ちだけは、わたしにも、よくわかります。

愛の威力がいかほどか、それに関してはよくわかりませんが、

愛が、空間や時間をも越えていく、ということだけは、実感としてわかります。


先日の戸隠公民館で出逢えたお母さんたちに、お伝えしたい。

いま、あなたの持つ愛を、過去のあなたに、幼かったあなたに、送ってね、と。

一人ぼっちで泣いていた、小さなあなたに。

必ず届くから。

光よりも早く、強く、大きく。


お子さんに、優しくなれなかった日、一人で泣いてしまう夜があったら、

その可愛い寝顔に、愛を送ってね。

寝ていても、どんなに幼くても、お子さんの魂がしっかり受けとるから。

悲しい出来事よりも、ずっと強く。


そしてできれば、優しくなれずに苦しんだ、昼間のあなた自信を、心の中で抱き締めてね。

必ず、必ず、今のあなたに届くから。

何もかもを越えて。










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