ばあやの のんび~り日記  

還暦をむかえてからパソコンの勉強を始めて
傘寿も越えてしまいました。
いつまでパソコンできるやら・・・

恩師からの電話

2013年01月11日 | ばあやの本棚

庭の沈丁花、つぼみがちょっぴりふくらんできました。

「あ~モシモシ、Kさん?」(わたしの旧姓)
「あ!!S先生!!」
小学校時代の恩師から、嬉しい電話だ。
結婚されて頭文字は、K先生となられたが、いまだに旧姓のS先生で呼んでいる。

 毎年、年賀状はS先生のを一番に書き始める。
先生からの賀状には、「たまには、深呼吸してひと休みなさいよ」とわたしたち夫婦の健康を
気使うあたたかい言葉がならんでいる。
それがとてもうれしい。

S先生とは、もう60年余も続く師弟の間柄なのだが
いまだに新鮮な気持ちで、姉のように甘えられるのがさらにうれしい。

5年位前に、心臓のバイパス手術をされたが、その後はお元気のようだ。
最近は、「ちょっと膝がいたいけどネ・・・」といってあったのが、少し気にはかかるけど・・・。

特に梅の時期になると、「Kさん、まだ梅干しあるの?」
「あら~、もう品切れで~す」
「じゃ、あなたは古漬けが好きだったよね。いっぱいあるから、いらっしゃい!!」
「は~い、すぐ行きま~す!!」
先生の好物、羊羹をもって車でいそいそと出かける。

 
S先生が師範学校を卒業されて、初めて受け持たれた第1号のクラスの生徒になったのが、
私たち50余名。 小学校4年生(4の4組)の時だった。
勉強のほかに ドッチボール、キャンプ、新聞作り、銀行ごっこ等など、放課後の
懐かしい思い出がいっぱいだ。

ある日のこと、先生にたずねた。
「先生、いま何才ですか?」
「そう、丁度ジヤストよ!!、ジヤスト!!」
英語でいわれて???

「あなたたちがぴったり10才で、ジヤストね。 
    わたしはジャストがふたつで、20才よ」とにっこり。
「へ~、ぴったりでジャストか!!
  ジャストがふたつで、20才か。 英語覚えた!  ぴったりでジャスト、ジャスト」と、
繰り返してはよろこんだものだった。
    
      あ~、幼き日のなつかしい思い出・・・

コメント (4)
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