兵児帯でこんなに悩んだこともなかった。
俳句の会報を送付するにあたって、へこおびを兵古帯と清記してあった。
パソコンで原稿用紙に書いていると、兵児帯と変換される。
それで、大辞林、広辞林で調べてみると、兵児帯とのっている。
平安時代から日本語はおくが深いから、こういう字も多々あると思える。
ぞうへいしょうを造幣省と簡単に変換していたから。造兵廠とかくにあたっては、微塵も思わなかった身ですから。確かに物事には素直に当たるに限る。
それに清記した人は、相当誤記がおおかった。誤記とは書いた短冊の通りにかいてなくて、皆より注意されていた。
神輿の輿を興とかいていた。
早寝早起きの起きを越きと書いていた。
オリムピックをオリンピックと書いていた。
もうひとりの清記者は本人の間違いをこう書いていたけど、こう訂正したといっていた。
リーダーは其の儘書いて、儘と横に書いておくようにと言っていた。
こういう中で兵古帯は網の目をかいくぐっていた。何しろリーダーの句であったから。
訂正して、会報を作成して、封筒に切ってを貼って送るまでにしてから、取り敢えずお礼の形でメールを送ってしまった。すぐに後悔した。触れないで、会報送付すればよかったかと。
俳句の会報を送付するにあたって、へこおびを兵古帯と清記してあった。
パソコンで原稿用紙に書いていると、兵児帯と変換される。
それで、大辞林、広辞林で調べてみると、兵児帯とのっている。
平安時代から日本語はおくが深いから、こういう字も多々あると思える。
ぞうへいしょうを造幣省と簡単に変換していたから。造兵廠とかくにあたっては、微塵も思わなかった身ですから。確かに物事には素直に当たるに限る。
それに清記した人は、相当誤記がおおかった。誤記とは書いた短冊の通りにかいてなくて、皆より注意されていた。
神輿の輿を
早寝早起きの起きを
オリムピックをオリ
もうひとりの清記者は本人の間違いをこう書いていたけど、こう訂正したといっていた。
リーダーは其の儘書いて、儘と横に書いておくようにと言っていた。
こういう中で兵古帯は網の目をかいくぐっていた。何しろリーダーの句であったから。
訂正して、会報を作成して、封筒に切ってを貼って送るまでにしてから、取り敢えずお礼の形でメールを送ってしまった。すぐに後悔した。触れないで、会報送付すればよかったかと。