夏休み三日目

朝５時起きして、上高地へ出掛けた。
山歩きを始めてからは、上高地はすっかりアルプスへ行く通り道と化してしまっていた。
せっかく美しい自然の中に身を置いているのにも関わらず、
ワッセワッセと先にばかり目をやって歩いていた。
「たまには上高地でゆっくりした時間を過ごしたいよね。」と言いつつ、なかなか実行できないでいた。

上高地へ向かうのに、緊張感なく、まったりした気持ちと楽しみいっぱいでバスへ乗り込むのは久し振り。
山へ登ると思うと、楽しみだけど、やっぱり緊張感はあるからね～（私だけかもだけど）

バスに一緒に乗り合わせた都会から来た若い観光客達が、
車窓に焼岳や穂高連峰が現れた時、
「わぁ～凄いこんな景色観たことない」と言う声が上がり、
自分の事のように、妙に嬉しかった。

大正池で下車。



焼岳。



わずかに噴煙が上がっているのが観える。
・・・でも、この写真はウエストン碑を過ぎた辺りで撮ったんだけどね・・へへ、ここにアップしちゃった）



逆さ焼岳が映る水面を撮っていたら、カモがやってきてオスマシ。



そしてそびえ立つ穂高連邦が美しい。
今年は久し振りに岳沢を歩いてみたいな～、もちろん小屋のあるところまでだけど



木漏れ日の中を歩く。
下車したばかりの時は肌寒く、上着を着たけれど、歩いているうちに暖かくなり、
田代池を眺めた頃には上着を脱ぎ、半袖に。



梓川の綺麗な事



左が六百山、右が霞沢岳。



ウエストン碑。



そして河童橋。
河童橋がつり橋になって、今年で100年だとか。



河童橋から観る焼岳。



こちらも河童橋から観る穂高連峰。
いつまでもいつまでも眺めていたくなる美しい景色



河童橋を渡りきり、振り返って写真を撮ったら、再び河童橋を渡る。
そして明神方面にテクテクテク
途中、間近に観える穂高連峰が見事で、何度も足を止める。

明神橋を渡る手前だったか、遊歩道をサルが悠々と歩き、
私たちとすれ違った。
襲われはしないかとドキドキ
振り返ってサルの後姿を大急ぎでシャッターを切ったけれど、ブレブレ
木の上で遊んでいる子ザルがとても可愛くて、しばし立ち止まって眺めていた。



他にも木の上にサルがいて撮ってみたけど、説明しないと何だか分からないね

登山の時は行きも帰りも、時間を気にしながら歩く場所だけど、
今日は時間を気にしないで、思いっきり上高地を満喫
お天気にも恵まれ、最高の一日となった