教育相談室 かけはし 小中連携版

ある小学校に設置された教育相談室。発行する新聞「かけはし」が、やがて小・中3校を結ぶ校区新聞に発展しました。

欠席者への対応について~基本方針

2006年10月10日 | 生活指導
Ⅰ目的
1.欠席者や所在不明者の状況把握を学年、学校として行う
2.欠席傾向にある子どもたちに対して、学校としての支援体制を組む

Ⅱ方針
1.欠席理由の把握を強めよう
①欠席黒板の記入
②欠席者の対応
保護者からの欠席連絡あり→問題がないと判断する
生徒からの欠席連絡あり→問題がないと仮定し他の欠席者との関連に注意
努力目標:その日中に「お見舞い電話」を入れる=所在確認のため
保護者と話しができればなお良い=「え、休んでたんですか!」ということも過去にある
無届け
担任・副担任・学年+不登校担当・生徒指導主事・教頭・校長の連携で1時間目終了までに電話等で所在確認
③2時間目開始時点で欠席理由が不明な場合
家にいるが電話を取れない、取らない=問題が発生している!
家から出たが学校に着いていない=どこに?
昨夜から家に帰っていない=どこに???
家庭訪問を行う→発見できれば担任・関係職員・生徒指導主事で指導
発見できない場合は保護者の勤務先等に連絡する

2.欠席が目立つ生徒への指導
①3日間続けて欠席があった場合(保護者からの欠席連絡がある場合も含む)
家庭訪問を行い本人の健康観察・配布物手渡し・連絡などを行う
不登校担当者に報告を行う→全体に報告
大阪府下の中学生の年間平均欠席日数は3日と言われています。月に3日の欠席は十分に注目せねばならない日数と思います。
②欠席累計が10日を超えた場合
その子どもの指導にかかわるケース会議を持ち方針検討を行う
メンバー:不登校担当者・生徒指導主事・担任・校長・教頭・関係職員