紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

小玉すいか:初採り 大玉すいか:異変

2024年06月21日 | 家庭園芸&直売所

・・・小玉すいか 初収穫!・・・

昨日、今季初めて「小玉すいか」を収穫した。小玉すいかにしては、3.4kgと最大級の大きさだった。

着果棒の色テープで着果後30~35日が経っていることを確認し、さらに巻きひげが枯れているか、お尻の状態がどうかもチェックしてから収穫した。

初物なので、まずは「ご先祖様」と、ご仏壇にお供えした。

 

・・・切ってみた・・・・

待ちかねて、夕方、ご仏壇からお下がりを頂くことに。切ってみた。今季初めてのスイカだったので、熟度が気になりドキドキしながら包丁を入れた。半分にカットした。

真っ赤だった。申し分のない熟度だった。

味見してみた。甘かった。カット中に果汁のついた手がベトついたほど糖度が高かった。

今季第1号の小玉すいかは、熟度・甘さ・大きさともに最高級品だった。

お天道様 ありがとうございます!

初物を味わってもらおうと、少しずつだが長男家族・次女家族にも切り分けた。

 

・・・大玉すいかに異変・・・

ネット内に入ってビックリ。一部で蔓枯れが始まっていた。例年なら、蔓枯れは8月に入ってからなのに・・・

すでに6~7kgの一人前に肥大した5個のすいかは、収穫予定日までそう遠くはないので無事に収穫できるかも知れないが、他の肥大中のすいかへの影響は避けられない。

何十年もスイカ栽培をしてきて初めての異常事態だった。我が家庭園芸にとっては予期せぬ出来事だった。

何回もあった土砂降り雨など、天候の影響があったとしか考えられなかった。

近年、毎年のように気温や雨量など百年に一度あるかないかの異常気象が全国各地で観測され、人間社会を混乱させたり、時には人命までも奪ったりしている。

自然の恵みのスイカ。10数年に一度ぐらい、天候の影響で異常が発生したとしても驚くことではないのかも知れない。

「すいか大好き人間」の自分にとって、この大玉すいかの予期せぬ事態はショックだった。幸いにも小玉すいが予想以上に収穫できそうなので、夏場の『スイカ三昧』には支障がなく安堵している。

 

・・・害獣にも異変?・・・

大玉・小玉2か所のすいか畑は、害獣被害防止のためネットで完全防備している。

ただ、熟し始めたスイカの匂いに誘われ害獣が徘徊してくる時期なので、奴らがウロついてきていないかその様子を観察しようと、1週間前から大玉すいか畑に監視カメラを設置し日々チェックしている。

高性能なので動物が接近すれば必ずセンサーが反応して録画してくれるが、今のところ全く録画機能が働いていない。

不思議だった。

昨年の6月初め、我が地域に線状降水帯が発生し、畑や道路が冠水した。水路があふれ中小の河川敷に生い茂っていた木々や茂みも水没し害獣の「ねぐら」が壊滅したことはわかっている。

その時、奴らの多くが濁流に流されて行ったのかどうかは不明だが、以来、害獣被害がめっきりなくなったことを実感していた。

もしかしたら、昨年の線状降水帯が奴らを根こそぎ追い払ってくれたのかも知れない。そんな気がし始めている。



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