昨年、バナナ瓜という聞いたことのない珍しい品種の苗を植えた。美味しかったので種を採っておき、今年たくさんの苗を作った。瓜はマイナーなイメージが強い。でも我が家のバナナ瓜をお分けしたところ、誰もが「今までの瓜とは違う。甘くて柔らかくて美味しい」と評判に。皆さん、種を採っておくらしい。来年、我が地区はバナナ瓜ブームとなるかも。
昨年、バナナ瓜という聞いたことのない珍しい品種の苗を植えた。美味しかったので種を採っておき、今年たくさんの苗を作った。瓜はマイナーなイメージが強い。でも我が家のバナナ瓜をお分けしたところ、誰もが「今までの瓜とは違う。甘くて柔らかくて美味しい」と評判に。皆さん、種を採っておくらしい。来年、我が地区はバナナ瓜ブームとなるかも。
我が家の桃の樹は、桃の産地・紀の川市桃山の桃農家出身。家庭園芸で作る手抜き栽培なので、産地農家の作る桃には大きさや鮮やかさやきれいさではかなわない。でも、ブランド品と食べ比べてみても、味は我が味覚で判断するかぎり負けてはいないと思っていた。
1カ月以上も前の話が伝わってきた。義母に持っていった我が家の小ぶりな桃、ご近所におすそ分けしたとのこと。後日、ご近所さんから「お店で買ってきた大きくて立派な桃よりも、おすそ分けしてもらった小ぶりな桃の方が比べものにならないほど甘くて美味しかった」とのこと。
それを聞いて「貰ったからお世辞やで」と思ったが、よくよく聞いてみると事実だったことがわかった。こういう声を聞くと嬉しくなり、来年も義母を通じておすそ分けしてあげようと思ってしまう。以前、「めっちゃ、美味しかった」と言ってくれたご近所さん、お世辞半分と思いつつこの言葉に嬉しくて毎年おすそ分けしている。こうした声が家庭園芸の何よりの励みになっている。
余談だが、ホントは「買った桃、どこの産地・どこのJA共選の桃?」と聞いてみたいが、一般の人は覚えていなかったり確認していなかったりが大半。店によっては、産地表示していないこともある。食べたい人は、見た目の立派さやきれいさよりも味覚で選びたいはず。でも、見た目と値段を見比べて選ぶしかない。なかなか見た目だけで味がわからないのが果物。今は選果機の光センサーで1つ1つ糖酸度が判別できる時代。糖酸度表示でお店に並べば消費者も納得して選択できるのにと、いつも思う。
かつて、知人の依頼で山陰地方に送った「みかん」。それを機に、その見知らぬ方から毎年「みかん」を頼まれた時期があった。品質(見た目)が良くないみかんだと、10kg段ボール入りでも宅配送料の方が高くつくことも多い。申し訳なくて「そちらのお店で買った方が安いはず」と言っても「味が断然違う」という。どこの産地のどんなみかんが売られているのかと、聞きたくなってしまったこともあった。
今年7月収穫の我が家の桃。最小限の摘果なので桃は大きくならないかわりに数量が多い。なぜか味がいい。