紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

我が家にやってきた「生かき」 楽しんでくれたかな?

2018年02月25日 | 我が家の食&漬物作り

娘婿が、産地から取り寄せた「殻付き生牡蠣」をもってきてくれた上に、殻まで取ってくれた。

海とは縁のない柑橘地帯に住む我が田舎暮らし。それでも両隣の町には漁港もあるので美味しい魚には事欠かないが、「生牡蠣」となると滅多にみることもないし高級品というイメージしかない。

「一度に食べきれないのでどうする」と家内から相談され、半分は「牡蠣フライ」に、残りは冷凍しておくことに。

生牡蠣を触るのも料理をするのも初めての家内に、「とりあえず洗って半分ずつに分けたら」「フライにする時間になったら呼んでよ。手伝うし・・・」と声をかけ、台所を後にした。

<①家内が洗う前の生牡蠣:大きくて立派だったが・・・>

 

1時間が経った頃だった。

階下から大きな弾んだ声で、「来て来て」と呼ぶ家内の声。

笑いながら「見て見て。粉々につぶれてしまった」と、悪びれた様子はない。

傍らに立っていた娘は、「あきれ顔」。

家内:「きれいに洗おうと、お米を研ぐときみたいに押さえたら粉々になった。でも、全部はつぶれてなかった。形のいいものは冷凍しといた」

娘:「最初、チョット触ったら柔らかくてグニュッとせえへんかった? なんで、そこで止めへんかったん?」

家内:「そうよ。可笑しいと思ったんやけど・・・フフフフフ・・・」

<②家内が洗って無残な姿になった生牡蠣>

 

家内:「こんなに小さくなったら牡蠣フライにできへん。牡蠣のかき揚げ天ぷらにしたらどうやろ? カキのカキ揚げ・・・フフフ」

自分:「それダジャレ? そんなん食べたことない・・・」

家内:「これ見て。スマホに牡蠣のかき揚げレシピ載ってる。天ぷら作るの上手やから、作ってくれへん、手伝うし・・・」

<③作った牡蠣のかき揚げ>

 

家内:「美味しいやん!」

自分・娘:「ウン、美味しいなあ。牡蠣の食感も少しは残ってるし」

家内:「牡蠣フライより、こっちの方が美味しいかも」

自分・娘:「・・・(言葉出ず。あきれ顔)」ではなく、

「ホンマや! カキのカキ揚げって美味いなあ。初めて食べた。誰かさんのお蔭や。オオキニ・オオキニ」と、悪乗りするのが吉本タレント風・大阪オバチャン風・我が家風?

<④高級品の牡蠣だったので、久し振りに晩酌をした>

 

我が家にやってきた「生牡蠣」、ゴシゴシ洗われてビックリしたかも。家内の破天荒ぶり・オッチョコチョイぶりに面食らい、さぞ、どうなることやらと不安げだったに違いない。

でも、生牡蠣さん! 我が家に来れば、こんなことは日常茶飯事の出来事。こんなぐらいで驚いたり怒ったり不安になってたらアカン。笑って済まさなアカン。楽しまなアカン。そうやなかったら生きて行かれへんで!




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