昨日、家内は所用で午前中不在だった。
臨時コック長が、「パラパラ・卵チャーハン」と「キツネうどん」という不思議な組み合わせのお昼を作った。手軽に簡単にできる料理をと考えたら、こういう組み合わせになってしまった。
それをみて、組合せの不自然さを言わず、「私がチャーハン作ったら、いつもベチャベチャになる。こんなにパラパラにできへん」と褒めてもらった。
料理を作るのが得意でない家内だけに、人をおだてて作らそうとする「お世辞」だけは天下一品。
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今日も家内が所用ででかけた。帰りはお昼過ぎ。
でかけに、「お昼、作っといて」とは言わず、「お昼、あるもんでいい。インスタントラーメンだけでもいい」と気遣ったような言葉が出てきたが、今日もお昼を作らな「しゃーない」立場に変わりない。
ラーメンだけと言われても・・・冷蔵庫・冷凍庫の食材を覗いてみた。正月用に買ってあった100g499円の「山形牛」が残っていた。
決まった! 玉ねぎもある。牛照り焼き丼だ!
一口食べた家内、「エエ味付けやなあ。美味しい!」と。 お世辞とはわかっていても、悪い気はしなかった。
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料理を作っている途中、来客があった。ご近所さんだった。
「グレ、息子が釣ってきたんよ。刺身にもできる。お腹、取っといたさかい」と。立派なグレだった。何匹釣ったのかは知らないが、さぞ釣り上げるのは楽しかっただろうなあ・・・
刺身好きな家内に、調理を託した。