雨が少ない。
近所の「みかん農家」では、園地や樹勢にもよるが多くの幼果が落果したらしい。今年は「みかんの花」が殆ど咲かない樹も多くみかけたので、ダブルパンチ。樹に果実が少ないと、自分が好まない大玉果ばかりになる。近隣のみかん農家から貰う「3Sサイズ」の小玉果が激減する。今年のみかんは、やっぱり不作かも知れない。
みかんの主産地だけに、お天気が「地域の好不況」を左右する。農家の仕事の仕方も変わる。これからの空調服を着ての暑い時期の摘果作業が楽かも知れないが、喜ばしいことではない。それでも、適期には防除が欠かせない。今は、黒点病やヤノネカイガラムシの一斉防除期間中。梅雨入り前にと、アチコチから動噴のエンジン音が鳴り響く。
我が家庭園芸の「不知火」も幼果が殆ど落下した。ただ樹勢の強い「レモンレモネード」と「紅八朔」の果実は例年並みに順調に肥大し始めている。今日は夕方から恵みの小雨が降るらしい。
今年の天気は、ご機嫌斜めの「お天気屋さん」かも知れない。自然はどこかでバランス調節してくる。雨が少ないと思っていたら、予期しない大雨続きの日が来るかも知れない。そういう反動が怖い。
「お天気さん、お天気屋さんじゃなく、例年通り・普段通りに四季折々を過ごして欲しい!」
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アライグマ対策しているバナナ瓜畑の出入口が、お粗末ながらも出来上がった。アライグマを野に放つ人がいなければ、こんな作業なんていらなかったのにと思ってみたところで、どうなるものでもなし。
アライグマさん、アンタ達も自分達と同じ被害者や! 仲良く共存しようやないか・・・