紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

やっぱり チェーンソーは・・・

2015年02月12日 | 家庭園芸&直売所

今日も、昨日と同じく家庭園芸日和だった。午後、約20年前ぐらいに植えた梅の木、管理が大変だし不要になったので伐採することにした。

大木なので、前日に使ったチェーンソーで順調に1本伐採。ところが2本目に、チェーンがゆるみ外れてしまった。その拍子にチェーンが変形、使えなくなった。あわててJAに走ると、このチェーンソーはホームセンターが扱う商品なので、チェーン交換は取り寄せになるので数日かかるとのこと。ホームセンターだと、チェーン在庫もないだろうし交換する技術者もいないだろうと思って交換をあきらめた。軽量で使いやすかったが何日も待ってられないので断念。

そこで、取りだしたのが親父が使っていた6KGあるチェーンソー。古くて重くて始動が厄介な代物と思っていたマシン長期間使わなければエンジンがかからないので、すぐに買った農機具店に走った。刃が痛んでいるのでチェーンを変えてもらい、エンジン始動もしてもらった。ここで、店主の話を聞いてビックリ。「最近のチェーンソーは、アチコチの部品がアルミやプラスチックなどで軽量化されているが、このマシーンはどっしり作られていてモノが違う。林業や土建関係のプロは、2サイクルでもいい、この昔からのタイプでないと使いにくいと言っている」「メーカーも売れる数が少ないので作りたがらないようだが、こうしたプロの声にやむなく作っているようだ」「だから、あまり売れないが、ウチの店にもこのマシンの次の後継機を置いている」とのこと。そうなんや「shindaiwa」製のE305って名品シリーズやったんや、すごいマシーンなんや!!!

多分、ウチの親父が、あなたの親父にすすめられて買ったのやろうなあ」「おそらく、そうやと思う。「でも、めったに使わないと、始動がしにくくて・・・」というと、車など、どんなエンジンでも始動一発というスプレーがあるというのですぐに購入。その使い方も教えてもらってきた。帰途、このマシンが誇らしげに思えてきた。始動もスプレーひと吹きで一発となれば、このマシンとも仲良くなれそうでウキウキと帰ってきた。

予定していた梅の木の伐採、マシントラブルにより3本全部を切り終わるつもりが2本残ってしまった。でも、気分は爽快だった。

写真は、最近のチェーンソーとは作りが違って頑丈でプロが使たいというタイプのマシンらしい。でも、梅や八朔の大木は枝がいろんな形に伸びているので、6kgものマシンを両手で持ち上げながら頭上の枝を切ったり、枝の形に合わせてマシーンをいろんな角度にしながら使ったり、時には木に登って切ったり、振り回しながら小枝も小刻みに払ったりもするので、腕がパンパン、握力もなくなってくる。日頃、鍛えていない腕力や握力の弱さもある。だから、燃料補給や休憩をしながらでも数時間使えば、握力が落ちてマシンを握れなくなったり、腕も思うように動かなくなる。晩酌のコップを持つ手も、ビックリするほど震えてしまう。でも、「のこぎり」で大木伐採は無理なので、頑張るしかない。

きれいな梅の花、切って「ごめんなさい」

すごいマシンを再発見してウキウキしていたせいか、夕日がいつもよりきれいにみえた。



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