田舎暮らしの我が家の食事には、漬物などのお伴が欠かせない。今は、「きゅうり・なすび」のぬか漬けがメインだが、それだけではない。
・・・沢庵・・・
ときどきは冷凍保存している「沢庵(大根の麹漬け)」も食卓に出る。食べやすいように刻んでもらった。
妙なことを思いついた。『赤紫蘇で染まった梅酢が残っている。刻んだ沢庵を梅酢につけたらどんな味になるのやろ』 少しだけ試してみた。1~2日で綺麗な色合いに染まった。
2種類の沢庵を食べ比べた。
刻んだままの沢庵は麹と調味料で約1か月間漬け込んだだけに、深みのある味わいだった。
梅酢に漬けた沢庵は、麹の味わいが打ち消され梅干しみたいに酸っぱかった。彩はいいにしても、酸っぱいので一切れ二切れつまむ程度のお伴だと思った。
・・・梅干し・・・
アルカリ食品で殺菌作用も強い梅干し。健康のためと思って、1日1個は食べるよう心掛けている。
・・・金山寺味噌・・・
ご近所さんからもらった「金山寺味噌」も、お伴には欠かせない。
・・・ガリ・・・
この時季、生姜のガリも食事のお伴に出てくる。自分は食事の最後に一切れ食べることが多い。食後、ガリの余韻が口の中を爽快にしてくれるのを楽しんでいる。
・・・味付け海苔・・・
いつでも食べられるようにと、我が家には味付け海苔も常備されている。
お盆に変わった味付け海苔をもらった。しじみ? カキ? 食べてみた。ほんのり感じた。
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今ほど日本食が海外進出していなかった頃、海外旅行で半月間が1回、1週間程度が何回かあったが、いつも「ご飯」と「脇役」が恋しくなった記憶が残っている。海外に行って初めて日本の食の有難みを痛感した。
日本食には、まだまだ多くの脇役がある。先人達が生み出してくれた「ご飯とその脇役」なくして、我が食文化は考えられない。
和食には脇役であるお伴が欠かせない。でも脇役があってこその主役。脇役は主役と違って毎食食べ続けても飽きない。我が田舎暮らしでは脇役が主役になることもある。
台風10号が心配。まだまだ勢力が強くなるそうなので今後の風速・雨量が気にかかる。非常事態に備え、「おにぎり」と「漬物・梅干し」を用意しとかなきゃならないかも知れない。