昨日は陽射しが強かった。日陰はともかく、直射日光を浴びると40度以上はあったかもしれない。
ひなびた老体が、干上がってしまいそうだった。
・・・すいか 収穫・・・
今季のスイカは気候の影響からか早熟傾向にあるので、8月初旬に収穫予定だったスイカを数日早めて収穫した。
「めっけもん」もあったので、倉庫で管理している「着果表」を上回る大量収穫となった。
大玉スイカ7個・小玉スイカ17個の計24個も収穫できた。
畑の流し台で1個1個シャワーしてきた「すいかさん達」
1回の収穫量24個、今季の収穫量累計48個、どちらも我が家の記録を大幅に更新した。
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今回、収穫量が多いとわかっていたので、前日、家内に助っ人を頼んでおいてよかった。1人で頑張っていたら熱中症になっていたかもしれない。
《以下は、我が家庭園芸の「スイカ」にまつわるアレコレ話です》
・・・今回の収穫作業では・・・
着果棒につけたリボンや色テープを見分けながら、収穫して回った。
<今回、収穫適期だった着果棒は2種類>
- 大玉スイカ:「リボンがなく黄色テープが2本線の着果棒」
- 小玉スイカ:「リボンがついて赤色テープが1本線の着果棒」
収穫対象のスイカを、1個1個、「巻きヒゲ」確認し、枯れて茶色になっているものだけを収穫した。
・・・着果棒が立っていないスイカ・・・
収穫途中、「着果棒のついていないスイカ」をいくつか見つけた。「葉っぱに隠れて肥大化したのを見落とし、着果棒を立てていなかったスイカ達」だった。
その都度、「ヒゲ」の枯れ具合を確認し、収穫するかどうかを判断した。
そんな「めっけもん」があったので、予定以上の収穫となった。
・・・贅沢な悩み・・・
累計収穫量が48個となり、我が家の記録を大幅更新したことは嬉しいが、「さて、食べきれないスイカをどう捌くか」、新たな悩みが生まれた。
それもこれも「大玉3本」・「小玉2本」の苗だけだったはずが、「種なしの大玉2本」「種極小の小玉2本」を衝動買いし、追加で植えたのが間違いだった・・・
何年ものスイカ作りで初めて味わう贅沢な悩みだった。
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24個を収穫して倉庫に運び込んだが、数日前に収穫した大小5個のスイカがまだ倉庫に残っていた。スイカは長期間保存が難しい。
スイカ大好き人間といえども、とても短期間では食べきれそうになく、とりあえず、残っていた5個をアチコチ配りすることにした。
・・・喜んでもらってこそのスイカ・・・
着果棒で収穫適期を管理しているので、今季、今までカットしたスイカは全て「熟度」が完璧だった。「甘さ」は多少の違いがあったものの、我が味覚では不満だったスイカは1つもなかった。
それでも、スイカはカットしてみるまで熟度も甘さもドキドキ。ミカンだと見た目で甘いかどうかを判別できるが、スイカについては自信がない。
1個ずつ5軒に配れれば簡単だったが、「もし空洞化がすすみ過ぎていたら・・・ もし甘さが弱すぎたら・・・相手を失望させたら・・・」と考えると、そのまま配る気にはなれなかった。
『喜んでもらえてこそのスイカ』じゃなきゃ、配れない。
・・・熟度と甘さを確かめた・・・
5個全てを半分にカットし、熟度を確かめた。5個とも完璧だった。
次に5個の一部を切り取り、家内と味見し、甘さをチェックした。それぞれに多少の違いはあったものの、甘さも全てgoodだった。
1/2にカットした10個をラップし、大きさは様々だし、甘さも多少は違うので、2種類を味わってもらおうと別々のスイカを組み合わせて配った。
・・・悩みは続く・・・
新たに収穫した24個。食べきれないので多くは配ることになる。5つ6つならまだしも、多くを今回と同じようにしてアチコチに配るのは大変すぎる・・・さて、どうしたものか・・・
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蔓枯れが始まったが、まだ畑には、いくつか残っているし・・・
次の収穫を待つ大玉スイカ
次の収穫を待つ小玉スイカ
嬉しい悲鳴はまだまだ続く。