紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

すいか 大量収穫!

2022年07月27日 | 家庭園芸&直売所

昨日は陽射しが強かった。日陰はともかく、直射日光を浴びると40度以上はあったかもしれない。

ひなびた老体が、干上がってしまいそうだった。

 

・・・すいか 収穫・・・

今季のスイカは気候の影響からか早熟傾向にあるので、8月初旬に収穫予定だったスイカを数日早めて収穫した。

「めっけもん」もあったので、倉庫で管理している「着果表」を上回る大量収穫となった。

大玉スイカ7個・小玉スイカ17個の計24個も収穫できた。

畑の流し台で1個1個シャワーしてきた「すいかさん達」

1回の収穫量24個、今季の収穫量累計48個、どちらも我が家の記録を大幅に更新した。

・・・・・・・

今回、収穫量が多いとわかっていたので、前日、家内に助っ人を頼んでおいてよかった。1人で頑張っていたら熱中症になっていたかもしれない。

 

《以下は、我が家庭園芸の「スイカ」にまつわるアレコレ話です》

 

・・・今回の収穫作業では・・・

着果棒につけたリボンや色テープを見分けながら、収穫して回った。

<今回、収穫適期だった着果棒は2種類>

  • 大玉スイカ:「リボンがなく黄色テープが2本線の着果棒」
  • 小玉スイカ:「リボンがついて赤色テープが1本線の着果棒」

収穫対象のスイカを、1個1個、「巻きヒゲ」確認し、枯れて茶色になっているものだけを収穫した。

 

・・・着果棒が立っていないスイカ・・・

収穫途中、「着果棒のついていないスイカ」をいくつか見つけた。「葉っぱに隠れて肥大化したのを見落とし、着果棒を立てていなかったスイカ達」だった。

その都度、「ヒゲ」の枯れ具合を確認し、収穫するかどうかを判断した。

そんな「めっけもん」があったので、予定以上の収穫となった。

 

・・・贅沢な悩み・・・

累計収穫量が48個となり、我が家の記録を大幅更新したことは嬉しいが、「さて、食べきれないスイカをどう捌くか」、新たな悩みが生まれた。

それもこれも「大玉3本」・「小玉2本」の苗だけだったはずが、「種なしの大玉2本」「種極小の小玉2本」を衝動買いし、追加で植えたのが間違いだった・・・

何年ものスイカ作りで初めて味わう贅沢な悩みだった。

・・・・・

24個を収穫して倉庫に運び込んだが、数日前に収穫した大小5個のスイカがまだ倉庫に残っていた。スイカは長期間保存が難しい。

スイカ大好き人間といえども、とても短期間では食べきれそうになく、とりあえず、残っていた5個をアチコチ配りすることにした。

 

・・・喜んでもらってこそのスイカ・・・

着果棒で収穫適期を管理しているので、今季、今までカットしたスイカは全て「熟度」が完璧だった。「甘さ」は多少の違いがあったものの、我が味覚では不満だったスイカは1つもなかった。

それでも、スイカはカットしてみるまで熟度も甘さもドキドキ。ミカンだと見た目で甘いかどうかを判別できるが、スイカについては自信がない。

1個ずつ5軒に配れれば簡単だったが、「もし空洞化がすすみ過ぎていたら・・・ もし甘さが弱すぎたら・・・相手を失望させたら・・・」と考えると、そのまま配る気にはなれなかった。

『喜んでもらえてこそのスイカ』じゃなきゃ、配れない。

 

・・・熟度と甘さを確かめた・・・

5個全てを半分にカットし、熟度を確かめた。5個とも完璧だった。

次に5個の一部を切り取り、家内と味見し、甘さをチェックした。それぞれに多少の違いはあったものの、甘さも全てgoodだった。

1/2にカットした10個をラップし、大きさは様々だし、甘さも多少は違うので、2種類を味わってもらおうと別々のスイカを組み合わせて配った。

 

・・・悩みは続く・・・

新たに収穫した24個。食べきれないので多くは配ることになる。5つ6つならまだしも、多くを今回と同じようにしてアチコチに配るのは大変すぎる・・・さて、どうしたものか・・・

・・・・・・

蔓枯れが始まったが、まだ畑には、いくつか残っているし・・・

次の収穫を待つ大玉スイカ

次の収穫を待つ小玉スイカ

嬉しい悲鳴はまだまだ続く。