「来て嬉し・帰って嬉し」の外孫。3泊4日が経ち、「帰って嬉し」の日を迎えた。
帰りには、「ゆら早生みかん100個」「安納芋10本」「富有柿10個」を車に積み込んだ。
手を振って車を見送った。やっと孫守から開放されたという喜びとチョッピリ寂しさが同居する複雑な心境だった。
これでマイペースの日々に戻ることになった。
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見送った後、もう日暮れも近いし畑に出ようという気にもならなかった。
さて、溜まった録画番組をみようとテレビをつけてまもなくだった。
5歳の内孫が入ってきて、「おじいちゃん、アイスクリームごっこしよう」と。
「今日はパパもママもいてるし、お姉ちゃんもいてるから遊んでもらったら」と言うと、
「みんな、テレビをみたりしていて遊んでくれへん」
仕方なく、教えられるままにアイスクリームごっこにつきあった。
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マイペースで送れる日の意味するところは、好き勝手に時間を過ごすこと。
朝から晩まで汗して働く日々は多くない。体調が思わしくないと思えばゴローンと寝っ転がっている日もある。1日何をしたのか覚えてないほどダラダラと過ごす日が多い。
考えてみれば、孫達のおかげで童心に帰らせてくれるという貴重な時間の過ごし方をさせてもらっているのかも知れない。しんどいと思うことはあっても、孫守は平凡な日々を豊かにしてくれているのかも知れない。
でも、やっぱり週に1~2回、それも短時間でないと、お相手する体力も気力も続かない気がする。