「新宿さぼてん」のトンカツを初めて食べた。東京に行って食べたのではなく、我が家で食べた。
娘家族に誘われて「和歌山イオンモール」にでかけた家内。娘婿が「お父さん」の夕食用にと「トンカツ弁当」を買ってくれたとのことだった。
イオンモールにトンカツ屋さんがあるのは知っていたが、陳列メニューと価格を見て素通りしていた。店の名前までは見ていなかった。外出した時に自分が食べる「かつや」と比べて価格が折り合わなかったという記憶が残っている。
買ってくれた弁当を見て、その店が「新宿さぼてん」という店だと初めて知った。「重ねひれかつ」の弁当だった。肉が柔らかかった。ボリュームもあった。衣も美味しかった。さすが昭和41年創業の店だと思った。新宿まで行って食べてきたという気もしてきた。
<「新宿さぼてん」の重ねヒレカツ弁当:食べかけてから写真を撮るのを忘れていたことに気づいた>
夕食は「トンカツ弁当」で「新宿」に行って食べた気分に浸った後、小田急に飛び乗り小田原で登山鉄道に乗り換え、「旅の宿」で「箱根温泉」に行った気分に浸った。
夢見る少年のように、目を閉じて想像力を駆使すると、安上がりで旅気分に浸れた・・・