JA共選に商品として出荷できる「みかん」の規格は2L~2Sサイズ。出荷規格外となる「格外みかん」は、コンテナ1杯が数百円でしかない「加工品」出荷となる。
我が家で「みかん」を作っていないと知った非農家の方が、親戚からたくさん「みかん」を貰ったのでと、わざわざビニール袋に入れて持って来てくれた。見ると、3L以上の大きな「格外みかん」だった。
我が家がミカン農家から貰う「みかん」は格外の3Sサイズ以下しか貰わない。気を遣ってくれてもお断りする。大きい「みかん」は好みでないので食さない。
並べてみた。大人と子どもみたいだった。重さを計ると、60gと230gだった。約4倍差だった。
四つ割りしてみた。表皮も袋の厚さも断然違った。大きいサイズの品種は知らないが、小さいサイズは「ゆら早生みかん」。見た目が断然違った。
比べるために四つ割りした「みかん」。大きいサイズを好まないからと言っても棄てるのはもったいないので、我流のミカン果汁入りドレッシングに使った。
①マヨネーズとケチャップを7:3、ないしは6:4の割合で混ぜ合わせた。
②4つ割りした1片に包丁を入れ、①の上に果汁を搾った。ドロッとしたドレッシングが好みだが、余っているミカンを使おうと、もう一片の果汁も追加した。
③果汁を混ぜ合わせ終わってから隠し味に「一味」をパラッパラッと振りかけた。今回は、果汁多めのサラッとしたドレッシングが出来上がった。
気が向いた時には、みかん果汁以外にもレモンや八朔などいろんな果汁を使ったり、果物がなければジュースを使ったりして特製ドレッシングを作ったりすることもある。ただ、素人コックの我流ドレッシングだけに、好みは人次第。
大きなサイズの残った2片の果汁を吸ってみた。小さいサイズに比べるとコクが違った。あっさり味だった。何個もある大きいサイズの「みかん」。わざわざ気を遣って持って来てくれた気持ちを無駄にしてはいけないと、ジュースで飲んだりドレッシングに使ったりと、果汁で使わせて貰うことにした。