440粒の大根の種を一粒撒きしてから3日目。
見回ると土の中から顔を出したばかりの大根の芽を見つけた。ざっと見渡したところ6~7割ぐらいが発芽していた。珍しく、例年の苦い経験を思い出した。
①芽が出始めた頃、カタツムリやナメクジがやってきて芽をかじり、知らぬ間に大根の芽が消えてしまったことは一度や二度ではない。これで、1~2割が消滅してしまう。
②この難を逃れて成長し始めた若葉が、今度はバッタ類に葉をかじられ軸だけにされてしまう。これで、1~2割の成長がとまる。
③収穫が近づく頃には青虫が葉を食べまくったり、気候によってはアブラムシが大量発生し大根の成長がとまってしまう。
今年は、①②の被害を未然に防ごうと「防虫ネット」で覆った。例年になく、珍しく迅速な対策をした。
③は防虫ネットで防ぎきれないこともあり薬剤散布するしかないが、できるだけ薬剤は使いたくない。こまめに様子を観察し、発生したら初期に薬剤散布するしかないと思っている。
野菜でも大根栽培は手間いらずの部類。でも、そんな大根と言えども、種を植えっぱなしでは思惑通りの収穫はさせてくれない。
「愛情をもって世話してやらなくっちゃ」とは、いつも思っているのだが・・・
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防虫ネットを張り終わり、さて一息休憩と畑を歩いていたら、畑の片隅に「彼岸花」を見つけた。
今季、自分が目にとめた初めての彼岸花だった。