北村 薫 著
読みたいと思いチェックしておいた本の一つです。
40代目前の女性編集者が仕事と恋愛に悩む中、山登りをして
元気を取り戻していく話です。
五つの短編から。
何より私の知っている山の名前がたくさん出てきます。
その中でも、燕岳は中学校1年で(確か?)登りました。
山荘で寝泊まりした事を薄っすらと思い出しました。
主人公は、登山のお供に小説やエッセイを必ず持参。
一人登山だけれど寂しさを感じさせず、むしろ心が穏やかになっていく・・・
私もちょっと挑戦したくなりましたが、この小説を読んだことで登った気になったので十分です。