Praha

日々、楽しんで...

怒り

2017-02-13 | 

吉田 修一 著

一泊2日の入院のお供に持って行きました。
息子の本棚から。

八王子で夫婦が殺され、その現場に「怒り」という血文字が残され、犯人は逃走。
その後一年経っても犯人逮捕に至らず。
東京、千葉、沖縄で素性の分からない偽名を使った男が現れる。

この三人の男。周りの人達とそれぞれ深い結びつきを持つようになります。
犯人は、整形して偽名を使っているという。ホクロの位置、一重瞼を二重に。
三人とも少しずつ当てはまるところがあり、この人じゃないか、いやこっちの千葉の人じゃないかと、読んでいてもドキドキしました。



映画化されたので主な俳優さんの写真が、二重カバ一の一枚目でした。
宮崎あおいの役は、愛子。
読んでいてちょっと違うんじゃないの?って思ってましたが、この写真を見ると化粧っ気のない顔。
雰囲気、愛子そのものだなと思いました。
さすがです。

コメント
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