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Praha

日々、楽しんで...

下町ロケット

2015-02-24 | 

池井戸 潤 著

息子が読み終わった本の中に見つけました。
初、池井戸潤。

研究者の道を諦め会社経営へ。
佃航平は、父の家業を継ぎました。
業績を伸ばす中、取引先からの発注停止、主力製品の特許侵害問題。
大企業との闘い。

社員との確執。
ロケットエンジンを巡って大企業との間で心も揺れ…

社員に投げかけた言葉の一つ一つが私の心にも響いて、
読んでいてグッとくることばかり。

不良バルブを故意に提出した部下に、
仕事を二階建ての家に例え語った社長の言葉。

「生活していくために働く、飯を食うために働く一階部分。
だけどそれだけじゃ窮屈だ。
仕事には夢がなきゃならないと思う。
それが二階部分。
夢だけ追っかけても飯は食っていけないし、
飯だけ食えても夢がなきゃつまらない」
頷いて読んでいました。

感動の一冊でした。
池井戸作品また読みます。

コメント
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