三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

おかえり。

2019年05月16日 | 三味線のはなし
さて、
フランス公演中に負傷した、あるいは負傷が発覚した、
十九の恋人が無事に戻ってきました。



今でこそ我が家には借りもの戴きものも含め
三味線がひしめき合って
常に誰かは棚からはみ出て稽古場の床に寝ている状態でありますが、
そんなことになるまでの10年近くは
たった一挺で過ごしてきました。
文字通りの“いっちょうら”で(笑)
真冬の野外もバリ島のスコールも乗り越えてきました。
楽器の良しあしでいえば、それほど高い楽器でもないけれど、
最初に手にした三味線だし、
やっぱりいちばんかわいいんですよね。
本番に連れて行くわけじゃなくても
家にいないと何となく落ち着かない。
そして、何やかやと手をかけてしまう。
そろそろ胴掛けも新調してあげねば。とか。
そんなことを考えながら、ふと見たら
紐が劣化して切れかけてました。あぶなかった…
こういうのを大事に至る前にそっと知らせてくれる可愛い子なのです。


そういえば
世の中にはこんな名言があるのだそうです。

人は財布を盗まれれば一週間貧乏になる
音楽と楽器の買い方を教われば一生貧乏になる







Shamisen + vocal 静月
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►演奏予定
5月31日(金) 三味線三昧
6月1日(土) 二胡と津軽三味線・箏の夕べ
 詳しくはこちら

►演奏依頼 承ります
 ステージイベント、パーティ、ブライダル、レクチャーコンサート、
 ワークショップなど、三味線出張演奏いたします。
 小さな会場でも、ご予算が少なくても大丈夫。
 ブッキングライブ、コラボレーションなども歓迎。
 こちらからお問い合わせください
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