三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

未来のサムライミュージシャンズ発掘コンテスト 優秀賞受賞!

文楽最凶の女。

2014年11月14日 | 鑑賞
思い立ったが吉日、で
文楽を観に行ってきました。

夜の部「奥州安達原」に出てくる岩手は“文楽最凶の女”だとか。

でも、文楽ですから。
ただの鬼女にあらず。
夫の復讐のため、
知らずに実の娘を殺してしまう、という悲しい役どころ。
でも、悲しいよりも豪傑の印象の方が勝っていたので、
「敵ながらあっぱれ」の詞がぴったりでした。

前半の袖萩の場面はたっぷり泣かされました。
呂勢太夫さんが良かった…

袖萩が今の身の上を語る場面で、
昔は武家の娘で琴を弾いてたのが、
今や盲目の物貰いで三味線を弾いていて…
という台詞があって、
でも、それを実際に語る義太夫の伴奏も三味線だけどな、と。
三味線と琴の間にある大きな溝を感じた一瞬でした。笑





東北の音と糸ワークショップ

青森・津軽地方で育まれた、津軽三味線とこぎん刺し。
ふたつの伝統文化に触れてみませんか?

開催日 : 2014年12月6日(土)
場 所 : 粉屋アカピーノ 2F
      京都市下京区綾小路通柳馬場西入綾材木町205-4


こぎん刺しワークショップ 13:00~14:20  (2000円。材料代含)
津軽三味線ミニライブ  14:30~15:00 (無料) 
津軽三味線ワークショップ  15:10~16:30 (2000円。楽器等は無料貸出)
 
   お問合せ・お申込みはメールで  hibiki-01@goo.jp

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お気軽にお問い合わせください。お待ちしています
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