三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

未来のサムライミュージシャンズ発掘コンテスト 優秀賞受賞!

命がけ。

2011年11月16日 | 三味線のはなし
古典芸能ではよく、
積もり積もった誤解がいまわの際に解けるものの、
時すでに遅し。あわれ命は・・・
という涙涙の展開がありますが。

そんな「摂州合邦辻」のようなことが起きました。

最近、胡弓のお稽古が続いていたり、
津軽の本番続きだったりで、
地歌の三味線が放置プレイにされていたわけですが、
先日のブログの通り、
三味線弾きたい! という気分になってました。

正直に言うと、
地歌の三味線は完全に私の子なのに、
どうも仲良くなりきれずにいたので、
舞台があるから集中して弾くことはあれど、
こんなに自発的に弾きたい気分になったのって初めてのこと。

とーこーろーがー。

久々に開けてみたら。


ハイ。破れてました。。。

そうか。最近、妙に呼ばれてる気がしたのはこれか。
放ったらかしにしてて、ごめんね。
ほんとに可哀想なことしちゃったなと思って、
何だか今頃ようやく、心が通じ合った気がする。

というわけで。次の課題は「古道成寺」です。

コメント
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