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陽あたり良好

ほんわかした毎日と、写真、そして黒柴「茶々」
りんごとれもんの二人で綴ります

※ 茶々は令和6年6月にお空へ…

二津野大橋

2021-12-28 23:13:17 | 「れもん」の撮影記
れもんです。
奥熊野路の二日目は十津川から熊野本宮方面を回りましたが、
その中から一箇所、
二津野大橋 を紹介しましょう。
十津川村道二津野線、二津野ダムに架かる橋です。

さて、皆さんはどんな立派な橋を想像されますか。











二津野大橋
ジャーン
これが二津野大橋、長さ193mです。
ちなみに看板には長さ「238m」とありますが、193mが正しいそうです。

おそるおそる渡ってみました。
二津野大橋
そろり、そろり、慎重に・・・

吊橋と二津野ダム湖
だだっ広いダム湖の上はスリル満点。
周りの景色を見る余裕もあまりありませんでした


ダム湖を渡る橋
同じ十津川村の谷瀬の吊橋や、寸又峡の夢の吊橋など、
今までにいくつも吊橋を渡りましたが、
この橋は、それらとは比較にならないくらい怖かったです。


湖上の吊橋
たぶん真ん中近くまで行ったと思うのですが、
この辺で引き返すことにしました

吊橋からの二津野ダム
下流の方には、分かりにくいけどダムが見えています。

二津野ダム湖
こちらは上流側。

吊橋の上で
こんな写真が撮れていました。
何かの拍子にシャッターが押されてしまったのでしょうか。
決して、震えてブレてしまったのではありません


村道二津野線
だいぶ戻ってきました。

ダム湖を見下ろす
陸が近いと、何となく安心します。

ダム湖の畔で
無事に帰って来られてホッとしました



もう一つのブログ では一転、気持ちいい絶景が広がります。
そちらもご覧くださいね。


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不動七重の滝と下北春まな

2021-12-21 20:10:22 | 「れもん」の撮影記
れもんです。
先月の熊野行き・・・
宿のことだけアップしてそのままになっているので、
それ以外のことも、少し書いてみたいと思います。

一日目は、尾鷲熊野道路の大泊ICから北上して
下北山村 に向かいました。
下北山村は奈良県の最南部に位置する人口900人弱の小さな村で、
四方を山に囲まれて、村の半分は吉野熊野国立公園に指定されています。

ここに立ち寄った一番の目的は、
日本の滝百選にも指定されている
不動七重の滝
七段に分かれて谷を縫うように流れ、
総落差はなんと160mにも及ぶ名瀑です。

不動七重滝
全景は見られませんが、
林道からそのスケールの大きさを味わえます。

林道から望む不動七重の滝
右上が、落差80mの3段目。
4段目、5段目と小ぶりの滝が続いて、左下は6番目の滝になります。


前鬼遊歩道
林道から谷底まで、階段状のジグザグ道を下りました。
川沿いの岩場を上流に進んでいきます。

前鬼川
前鬼川の青く透き通った水は、
前鬼ブルー と称されています。

色づく木々
少ないながら、色づいた木々も・・・

不動七重滝/七段目の滝
ここが河原の行き止まりで、七段目の滝が眺められます。

前鬼川の淵
前鬼ブルーの美しい淵に癒されました


終点の少し手前、およそ900段ある急な鉄製の階段を登ると、
滝見台があって、3段目の大滝が間近で見られます。
滝見台からの不動七重滝


滝を見た後は、下北山スポーツ公園の中の
きなり亭 で昼食です。
ここで真菜うどん定食を食べるというのが、
何を隠そう、下北山村に来た二番目の目的でした。

大和の伝統野菜である
下北春まな は、
甘味の中にほろっとした独特の苦みと香りを感じる葉物野菜で、
肉厚で濃い旨味と柔らかい口当たりが特徴です。
下北山村の気候風土に合っていて、
ほかの地域で作るとうまく育たず味が違ってしまうと言われています。

真菜うどん定食
まなが乗せられたうどんは、麺にもまなが練り込まれていて、
まなの葉で包んだめはり寿司には、刻んだまなが入っています。

お土産もゲットしましたよ~
まなチョコ
まなチョコ は、ちょっと不思議な味でした。
アクが無いやさしい春まなの香りが口の中に広がります。

下北春まな素麺
下北春まな素麺 は、にゅうめんにするのがお勧めだそうです。
まだ食べていませんが、これも楽しみ


滅多に行く機会のない下北山村ですが、
春まな目当てに、また行ってもいいなと思うのでした 


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清津峡渓谷トンネル

2021-11-29 21:13:06 | 「れもん」の撮影記
れもんです。
瀞流荘に泊まって奥熊野を回った、その一週間前、
11月5日から一泊で、
新潟県十日町市 に写真仲間と「合宿」 に行きました。

一日目、最初に立ち寄ったのは
清津峡 です。
日本三大峡谷の一つと言われる割にはあまり目立たない存在だったのですが、
歩道トンネルが2018年にアート作品として生まれ変わって以来、
SNS映えするスポットとして、抜群の人気を誇っています。

私は、改修前のトンネルに一度、
更に、トンネルができる前の川沿いの遊歩道の時代にも一度行っていますが、
改修後は初めてで、今回のメインスポットの一つとして楽しみにしていました。

清津峡の看板
お昼過ぎに清津峡に到着。
入坑料 800円を払って、さあ、トンネルへ入りましょう

清津峡渓谷トンネル
清津峡のトンネル通路
トンネル通路は5つの異なる色の光に彩られ、私たちを奥へと誘います。
終点のパノラマステーションまでには三つの見晴所があって、
そのうち二つには、アート作品が設置されています。

清津峡トンネルのアートトイレ
第二見晴所のアート作品、
「見えない泡」 と名付けられたトイレ。
もちろん実際に使用できて、中からマジックミラー越しに渓谷が眺められます。

清津峡トンネル第三見晴所
第三見晴所のアート作品、「しずく」
湾曲した壁に、しずくのような形の鏡が散りばめられています。


各見晴所からは、柱状節理の渓谷を眺めることができます。
清津峡屏風岩の紅葉
紅葉が盛りの屏風岩

清津峡の柱状節理
見事な柱状節理

清津峡のV字谷
V字谷を蛇行する清津川


そしていよいよ・・・
念願のパノラマステーションです
半鏡面のステンレス板が全面を覆い、
水鏡が幻想的な眺めを作り出す光の洞窟です。
清津峡/ライトケーブ

若い人たちのパフォーマンスも絵になります
清津峡の終点で

ホワイトバランスや露出などを変えながら何枚も撮りました。
清津峡で記念写真を!
清津峡/パノラマステーション

パノラマステーションで撮った写真は、
もう一つのブログ(風のスケッチブック)でもアップしています。 


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石徹白の大杉と峠の狐

2021-07-08 18:12:59 | 「れもん」の撮影記
れもんです。
先月上旬、
天生湿原 を歩いたほぼ一週間後、
同じ白川村の
白水湖 に行ってきました。

その写真はまた機会があれば見ていただくことにして、
今回は、その帰りに立ち寄った
石徹白(いとしろ)の大杉 です。

白山登山道の途中にあるこの杉は、推定樹齢1800年。
幹周りは14mの、大人が両手をつないで12人でやっと囲めるという巨樹で、
日本を代表する杉として、国の特別天然記念物に指定されています。

石徹白大杉
石徹白の杉

主幹は途中で折れ、表皮は枯れて白骨化が進み、
着生植物の衣を纏ったその姿は一種異様で、風格さえ感じられます。

でも、私の写真ではなかなかその雰囲気が伝えられなくて・・・
そんな中、石徹白の杉のことを調べていたら、
とても丁寧に書かれていて写真も見応えがあり、
この杉の魅力を余すところなく伝えてくれるブログ記事を見つけました。

 to-fuさんの 『with photograph』
ここに書かれていた一節を紹介しておきましょう。

人間でいうところの即身仏。
とうの昔にスギであることを超越し、
この白山の神様としてただ静かに世界を見守っている。



さて、石徹白からの帰り道。
美濃白鳥に抜ける峠で、
キツネ に出逢いました。
人懐っこくて、車を道路脇に止めると近寄ってきます。
降りるとさすがに逃げていきますが、
多分、車から食べ物をもらったことがあるのでしょう。

北海道のキタキツネではよく聞く話ですが、
岐阜県にこんなキツネがいるとはビックリです。
少し写真を撮らせてもらいました。
桧峠のキツネ
可愛い狐

ホンドギツネ
キツネと出会う

桧峠の狐

このキツネ、2018年の2月頃から出没するようになったそうです。

車に轢かれないように気を付けてね


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春爛漫・2021回顧編 ~若狭

2021-05-02 20:13:56 | 「れもん」の撮影記
れもん* です。
2021年の桜撮影回顧編・・・ 後半は
若狭 です。

こちらは奈良県のときと違って、ポイントを絞り込みました。
まず、常神半島の
神子の山桜 を午前中たっぷり撮って、
景色の良い所で立ち止まりながらおおい町の
佐分利街道 に足を延ばし、
その後、前に紹介した名田庄の桜並木 でゆっくりして帰りました。 


【若狭町/神子の山桜】
山桜絢爛
神子のヤマザクラ

神子の山桜
春の色
山笑う

山桜咲く

【若狭湾】
桜と若狭湾
常神半島にて

【三方五湖(水月湖)】
三方五湖の桜

【おおい町/佐分利街道の桜】
佐分利川堤の桜
佐分利街道の桜

【小浜市西相生】
夕暮れの桜
この近くに「妙祐寺のしだれ桜」という立派な桜があるのですが、
もうすっかり葉桜になっていました。


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