陽あたり良好

ほんわかした毎日と、写真、そして黒柴「茶々」
りんごとれもんの二人で綴ります

※ 茶々は令和6年6月にお空へ…

清津峡渓谷トンネル

2021-11-29 21:13:06 | 「れもん」の撮影記
れもんです。
瀞流荘に泊まって奥熊野を回った、その一週間前、
11月5日から一泊で、
新潟県十日町市 に写真仲間と「合宿」 に行きました。

一日目、最初に立ち寄ったのは
清津峡 です。
日本三大峡谷の一つと言われる割にはあまり目立たない存在だったのですが、
歩道トンネルが2018年にアート作品として生まれ変わって以来、
SNS映えするスポットとして、抜群の人気を誇っています。

私は、改修前のトンネルに一度、
更に、トンネルができる前の川沿いの遊歩道の時代にも一度行っていますが、
改修後は初めてで、今回のメインスポットの一つとして楽しみにしていました。

清津峡の看板
お昼過ぎに清津峡に到着。
入坑料 800円を払って、さあ、トンネルへ入りましょう

清津峡渓谷トンネル
清津峡のトンネル通路
トンネル通路は5つの異なる色の光に彩られ、私たちを奥へと誘います。
終点のパノラマステーションまでには三つの見晴所があって、
そのうち二つには、アート作品が設置されています。

清津峡トンネルのアートトイレ
第二見晴所のアート作品、
「見えない泡」 と名付けられたトイレ。
もちろん実際に使用できて、中からマジックミラー越しに渓谷が眺められます。

清津峡トンネル第三見晴所
第三見晴所のアート作品、「しずく」
湾曲した壁に、しずくのような形の鏡が散りばめられています。


各見晴所からは、柱状節理の渓谷を眺めることができます。
清津峡屏風岩の紅葉
紅葉が盛りの屏風岩

清津峡の柱状節理
見事な柱状節理

清津峡のV字谷
V字谷を蛇行する清津川


そしていよいよ・・・
念願のパノラマステーションです
半鏡面のステンレス板が全面を覆い、
水鏡が幻想的な眺めを作り出す光の洞窟です。
清津峡/ライトケーブ

若い人たちのパフォーマンスも絵になります
清津峡の終点で

ホワイトバランスや露出などを変えながら何枚も撮りました。
清津峡で記念写真を!
清津峡/パノラマステーション

パノラマステーションで撮った写真は、
もう一つのブログ(風のスケッチブック)でもアップしています。 


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石徹白の大杉と峠の狐

2021-07-08 18:12:59 | 「れもん」の撮影記
れもんです。
先月上旬、
天生湿原 を歩いたほぼ一週間後、
同じ白川村の
白水湖 に行ってきました。

その写真はまた機会があれば見ていただくことにして、
今回は、その帰りに立ち寄った
石徹白(いとしろ)の大杉 です。

白山登山道の途中にあるこの杉は、推定樹齢1800年。
幹周りは14mの、大人が両手をつないで12人でやっと囲めるという巨樹で、
日本を代表する杉として、国の特別天然記念物に指定されています。

石徹白大杉
石徹白の杉

主幹は途中で折れ、表皮は枯れて白骨化が進み、
着生植物の衣を纏ったその姿は一種異様で、風格さえ感じられます。

でも、私の写真ではなかなかその雰囲気が伝えられなくて・・・
そんな中、石徹白の杉のことを調べていたら、
とても丁寧に書かれていて写真も見応えがあり、
この杉の魅力を余すところなく伝えてくれるブログ記事を見つけました。

 to-fuさんの 『with photograph』
ここに書かれていた一節を紹介しておきましょう。

人間でいうところの即身仏。
とうの昔にスギであることを超越し、
この白山の神様としてただ静かに世界を見守っている。



さて、石徹白からの帰り道。
美濃白鳥に抜ける峠で、
キツネ に出逢いました。
人懐っこくて、車を道路脇に止めると近寄ってきます。
降りるとさすがに逃げていきますが、
多分、車から食べ物をもらったことがあるのでしょう。

北海道のキタキツネではよく聞く話ですが、
岐阜県にこんなキツネがいるとはビックリです。
少し写真を撮らせてもらいました。
桧峠のキツネ
可愛い狐

ホンドギツネ
キツネと出会う

桧峠の狐

このキツネ、2018年の2月頃から出没するようになったそうです。

車に轢かれないように気を付けてね


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春爛漫・2021回顧編 ~若狭

2021-05-02 20:13:56 | 「れもん」の撮影記
れもん* です。
2021年の桜撮影回顧編・・・ 後半は
若狭 です。

こちらは奈良県のときと違って、ポイントを絞り込みました。
まず、常神半島の
神子の山桜 を午前中たっぷり撮って、
景色の良い所で立ち止まりながらおおい町の
佐分利街道 に足を延ばし、
その後、前に紹介した名田庄の桜並木 でゆっくりして帰りました。 


【若狭町/神子の山桜】
山桜絢爛
神子のヤマザクラ

神子の山桜
春の色
山笑う

山桜咲く

【若狭湾】
桜と若狭湾
常神半島にて

【三方五湖(水月湖)】
三方五湖の桜

【おおい町/佐分利街道の桜】
佐分利川堤の桜
佐分利街道の桜

【小浜市西相生】
夕暮れの桜
この近くに「妙祐寺のしだれ桜」という立派な桜があるのですが、
もうすっかり葉桜になっていました。


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春爛漫・2021回顧編 ~奈良県

2021-04-29 23:39:06 | 「れもん」の撮影記
れもん* です。
今年こそはと張り切っていた桜撮影・・・
出だしはまあまあだったのですが、異常な桜の開花スピードに追い付けず、
結局、3月27日に奈良県、4月1日に福井県と2回撮りに行っただけで、
急ぎ足の今年の春が過ぎ去ってしまいました

ちなみにこの両日は、
既に紹介した 又兵衛桜名田庄の桜 のほかにもいろいろ回ってきました。
回顧編ということで、そんな花風景をピックアップしたのでお付き合いください。
2回に分けて、先ずは奈良県からです


    ◇     ◆     ◇     ◆     ◇     ◆


奈良県の旧西吉野村から吉野郡下市町にかけて、
切り花用のサンシュユやハナモモなどが美しく咲いて、
桃源郷 と呼ばれる地区がいくつかあります。
また、下市町の伃邑から立石、小路あたりは
モクレンの里 と呼ばれ、
立派な白木蓮の姿も見られます。

又兵衛桜を撮った後、その下市町をひととおり回り、
その後、桜井市と榛原、室生の桜をいくつか撮って帰ってきました。

下市の桃源郷
【下市町西山】

貝原の桜
【貝原の桜】

モクレンの里
【下市町伃邑】

下市町立石
【下市町立石】

下市町小路のハクモクレン
【下市町小路】

満願寺の八溝桜
【満願寺の八講桜】

悟真寺の桜
悟真寺の枝垂桜
【悟真寺の桜】

大野寺の春
【大野寺の小糸枝垂桜】

小原極楽桜
【室生小原の極楽桜】


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結東の石垣田

2020-11-19 22:39:35 | 「れもん」の撮影記
れもんです。
今回の秋山郷、最後に訪れたのは
結東 (けっとう) の石垣田 です。
柱状節理の断崖の下に広がる石積みの棚田で、
近くの松之山や松代の棚田の陰に隠れてあまり知られていませんが、
日本の農村景観百選 にも選ばれている風景は、一見の価値があります。

東秋山林道から見る石垣田
東秋山林道から、対岸に石垣田を見ることができます。

石垣田の入口
結東集落の駐車場に車を停めて、徒歩10分足らずで石垣田の入口へ。


さあ、農道をぐるっと一周、散策してみましょう 
結東の石垣田
石垣田晩秋

後ろに見えるのは、
屏風岩 と呼ばれる柱状節理の岩壁。
石垣田と屏風岩
石垣田風景
この落石を利用して築かれた石垣は、高いものだと3メートルもあるそうです。

秋桜

石垣田の石垣
丁寧に積まれた石垣は、お城の石垣を思い起こします。

結東の石垣田の石積み

晩秋の石垣田
山間の集落跡のようにも見えます。

石垣田を歩く
11月の石垣田
先人の苦労の結晶とも言えるこの風景・・・。
水田の水鏡に山々が映える、田植えのシーズンにも訪れてみたいと思いました。


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