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映画感想ブログです。3周年を迎えました♪
相変わらず、日本映画と香港映画が好きです。

ノーカントリー

2008-03-27 13:42:09 | 映画(な行)
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トミー・リー・ジョーンズ、ハビエル・バルデム、ジョシュ・ブローリン、ウディ・ハレルソン、ケリー・マクドナルド出演。ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン監督作品。

人里離れたテキサスの荒野でハンティング中に、銃撃戦が行われたと思しき麻薬取引現場に出くわしたベトナム帰還兵モス(ジョシュ・ブローリン)。複数の死体が横たわる現場の近くで、200万ドルの大金を発見した彼は、危険と知りつつ持ち帰ってしまう。その後、魔が差したのか不用意な行動を取ってしまったばかりに、冷血非情な殺人者シガー(ハビエル・バルデム)に追われる身となってしまう。モスは、愛する若い妻カーラ・ジーン(ケリー・マクドナルド)を守るため、死力を尽くしてシガーの追跡を躱していく。一方、事件の捜査に乗り出した老保安官エド・トム・ベル(トミー・リー・ジョーンズ)だったが、行く先々で新たな死体を見るハメになり苦悩と悲嘆を深めていく…。(allcinema onlineより)

公式サイト

総合:★★★☆☆
ストーリー:★★☆☆☆
映像・演出:★★★★☆
すごい緊張感だった度:★★★★☆

観てきました。すごい緊張感のある映画でした。たぶん、BGMは一切かからなかったんじゃないかと・・・。風の音で恐怖をあおり、受信機のピッピッピッピという音でドキドキし、でかい銃声で何度もビク!!としながら観てました(笑)。「バンテージ・ポイント」の時の緊張感とはまた違った恐怖の入り混じった緊張感でした。
その緊張感をかもし出しているのは、やはり怪演しているハビエル・バルデムの存在でしょう。あの髪型、笑っちゃうんだけど、笑うと不気味で・・・しかし顔がでかく見えますな。普段はかなりイケメンな俳優さんですが。(インタビュー見てびっくりした・笑)。
過去は語られないので、余計に不気味さを強調しています。会話もかみ合ってないし・・・。

主役は一応、モスなのでしょうが、完全にシガーに喰われてますね。モスの最期もアッサリしてて、ちょっとびっくりしました。あれだけの逃走劇をやったのに、最期を見せないなんて。それも演出なのでしょうが。モスは危険を知りつつ逃走しますが、その間、金の入ったバッグの隠し方とか、それを取り出す方法とか、いろんな道具を使って非常にテキパキと手際よくやってます。ただのハンターなのに、なんでそんなに手際がいいんじゃい、と思ったのですが、ベトナム戦争経験者だから、ということでいいのかな?その辺はとても手際がいいのに、バッグの中にある発信機に気付かなかったりするおマヌケさんなのよね・・・。中盤から後半にかけての逃走劇はとても面白かったんですが、その後が微妙でした。長く感じました。トミー・リー・ジョーンズは、保安官の悲哀が出てて、やる気なさげな感じが良かったんですが、ラストはもっとサクっと終わった方が私の好みです。
しかし、シガーが持ち歩いていた酸素ボンベの威力といったら、凄いです。音も凄いけど・・・・・・。



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2 コメント

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もやもや… (らんぼ~)
2008-03-27 17:22:30
シガーの、ルールにこだわる職人のような殺人鬼ぶりには圧倒されました。
ハビエルさん、こないだ観た「夜になるまえに」では色気ムンムンだったのに。確かに顔はデカイ(笑)
最初の、警官を手錠で絞め殺すシーンで、もがく警官のブーツの痕を、じっくりと大写しにするとこは、キタ~って思いました(笑)逃走劇も確かに面白かったです。
でも、トミー・リー・ジョーンズの哲学的(?)な語りを、何のメッセージが隠されてるんだろうと必死で観てるうちに疲れてしまい、観終わった後はものすごくもやもやと…(汗)
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>らんぼ~さん (hi-chan)
2008-03-28 14:57:28
トミー・リー・ジョーンズの語り、ラストに至っては、半分くらい聞いてませんでした(爆)。
なんか難しくって、考えることを放棄しましたね。私の好みだと、いらなかったな~。サクっと終わってほしかった。
ハビエルさん、この映画だと顔デカイですけど、インタビューの時も他の写真も全然顔デカく見えないんですよね。不思議。ってか髪型でこんだけ変わるって恐ろしい(爆)。
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