Movies!!

映画感想ブログです。3周年を迎えました♪
相変わらず、日本映画と香港映画が好きです。

2006年2月のレビュー

2006-03-01 15:11:44 | 本・雑誌、その他雑記
【香港・台湾・中国映画】
「忘れえぬ想い」
「PROMISE 無極」
「ウォ・アイ・ニー(試写会)」

【韓国映画】

【アメリカ映画】
「ダニー・ザ・ドッグ」
「シリアナ(試写会)」
「ジャーヘッド(試写会)」
「ミリオンダラー・ベイビー」
「きみに読む物語」
「ナルニア国物語/第1章ライオンと魔女 ジャパン・プレミア試写会」
「シークレット ウインドウ」
「ヴァン・ヘルシング」

【日本映画】
「真夜中の弥次さん喜多さん」
「about love アバウト・ラブ」
「シムソンズ」

【その他の国の映画】

【アニメ】


14本です。うち、試写会4本。こんなもんですね。観たけど書いてないレビューがありますが・・・3月に入れてしまおう。
圧倒的にハリウッド映画が多いですね。試写会もほとんどがハリウッド映画でした。

SHINOBI

2006-03-01 14:39:05 | 映画(さ行)
仲間由紀恵、オダギリジョー、黒谷友香、沢尻エリカ、椎名桔平出演。下山天監督作品。

徳川家康が天下を統一し、時代は太平の世へと向かい始めていた1614年。それまで忍者の二大勢力を誇った伊賀と甲賀は、初代・服部半蔵が定めた掟により長きに渡って互いに戦うことを禁じられてきた。そんな中、それぞれの跡取りである伊賀の朧と甲賀の弦之介は、互いの身分を知ることなく出会い、運命的な恋に落ちるのだった。ところがそこへ、家康からの指令が下る。それは、伊賀と甲賀それぞれの精鋭5人を戦わせ、どちらが生き残るかによって、次期将軍を決する、というものだった。そしてその中に、朧と弦之介も含まれていたのだった…。(allcinema onlineより)

この映画、予告を観た時に、オダジョーと仲間ちゃんのあまりのカツゼツの悪さにカクっと来たのを思い出しました。
耳につくのはあゆの主題歌のみ・・・
観に行った友人によると、「あーなってこーなって、やっぱりこうなるか」という展開なので、「あれはあの映画に出てきたよね」とか「あれに似てるね」とか考えながら観てしまう人には向かないと言われました(笑)。
映像は綺麗だよ、とのことだったので、劇場に観に行きたいなと思いつつ、結局足が向かなかった映画。
DVDが出たのでさっそく観てみました。

期待せずに観たせいか、意外と楽しめましたよ。この手の映画は、期待しないに限りますね。期待しなければ裏切られることもなく、案外観れるじゃん!と気分よく見終わることができます(笑)。
映像は綺麗でしたし、ラストのシーンは涙がポロっと来ました。(自分でもびっくり)
観終わって冷静に考えると、アリ?というシーンがあったりするんですが・・・(苦笑)。
あまり感想を考えない方がいいような気も(大笑)。
なのでアッサリサッパリいきましょう。(いけるのか、いけるのか、この私が)

主演二人ですが、予告で観た時にあちゃーと思ったほど、カツゼツは気にならずに観れました。観ているうちに慣れたのか(笑)。仲間ちゃんはラストの方で見せてくれましたが、オダジョーはあまり演技を観た、という気がしないのはなぜだろう・・・
黒谷友香は妖艶な感じが良かったですね。沢尻エリカちゃんの役は、仲間ちゃんの妹役だとばかり思ってました(勝手な思い込み)が、違いました。全然忍びには見えませんでしたけど・・・それ言ったら、誰も忍びには見えなかったな(笑)。

あと、思っていたよりもアクションシーンが盛り上がりに欠けたような気がしました。もういいよというくらいのアクションを見せ付けられる映画をよく観るせいか、物足りなかったですね。意外とアッサリ勝敗が決まってたし。ちょっと不自然な感じがしたシーンもあったような。え?今、何が起きたの??という闘いがありましたね。弦之介と薬師寺天膳(椎名桔平)の。でも「強ええ!」という感じは受けない(苦笑)。
何より物足りなかったのは、朧と弦之介のラブのパート。出会いのシーンもピンと来なければ、なんで愛し合ってるのかも首をひねります。もう少しその辺を描いてくれたら「愛し合ってるのに、殺しあわなければならないのね(悲)」という感情が湧いてくると思うのですが、ちっとも湧いてきません(苦笑)。私がラストで涙したのは、里への想いが伝わってきたからだと思います。
1時間41分と思っていたよりずっと短い時間だったのですが、CGやVFXに金がかかって、予算がなくなったのでしょうか・・・。

ストーリーも、徳川家康公の命で、戦わなければならなくなって、弦之介がそれに疑問を持つところまでは良かったですが、後の展開が面白くない。アクションはともかく、本当に駿府城に向かっているのかどうかもよく分からない。山の中うろうろされても、どこがどこやら・・・
戦いたくない→戦うしかない、の気持ちの揺れがはっきり見えなくて、なんとな~く仲間が死んでいき、ラスト二人が残るという感じに。クライマックスも結構アッサリ(苦笑)。うーん・・・

とまぁいろいろ書きましたが、これは後で考えたことで、観ている時はそれなりに楽しめました。そうだ。音楽がもうちょっと迫力あったらなぁと思いましたね。単に私のPCの問題かもしれないですが(苦笑)。
これってファンドで作った映画第1号でしたよね。どうなったんですかね?儲かったのかな?(ヒットしたかどうか知らない・笑)