いまどき、
入学式だからとお赤飯を炊いて、
お祝を頂いたお宅に配るって、
そんな古臭いこと、やらないかもしれない。
紅白饅頭のほうがいいか、とも思ったけれど、
やっぱり、お赤飯、がいいじゃんね。
と、昭和女は「お赤飯」に拘る。
そして、
かあかの実家には「重箱」に入れて。
この「重箱」
チーちゃんが生まれたときの「引出物」。
木曽漆の結構な重箱。
いまどき、引出物に「重箱」なんて、
これまた、昭和女の考えそうなことだね。
一度だけ、何かの折に
重箱をかあかが使ってくれたようだけれど
それっきり、納戸にしまってあったので、
こんな時に、と
それにお赤飯を入れて、
実家に持たせてやりました。
母がやっていたことを、
あまり疑問にも思わず、真似してるのだけれど、
こんなことは、
これからの若い世代はやらないんだろうな、
と思う昭和の女でした。