母を見送った安心感からなのか、
はたまた喪失感なのか、
葬儀の後の「家系図」を作成していた、
あの張り切り感は嘘のように消え失せていき、
それでもと頑張って、
春休みの孫たちのお付き合いと
ナオちゃんの入学祝の赤飯を配り終えたとたん、
なんだか
身も心もへなへなとなって
先日は「ぺたり」と、ベッドに横になったまま
一日中起き上がれなかった。
そんなわけで、
主人が、「高遠の桜が見ごろになったから、夜桜見物に行こう」
と誘ってくれたのに
「一人で行ってらっしゃい」などと、つれない返事をして、
気分を害させてしまった。
鍼の先生が、
「東洋医学的に言うと、
それは『気』が滞留してる、ということだね。」
と、説明してくれた。
分かったようなわからんような・・・・・。
そして、「そんな時に、気分転換になんて
賑やかな場所や桜満開・春爛漫の公園なんかに行ったら
余計『エネルギー』を吸い取られちゃうからね。」
と言われて、やけに納得して帰ってきた。
高遠から、中央アルプス方面、
臨時駐車場周辺の桜は満開。