おそらく、世界中で認知症の研究はされているのだろうけれど、
なかなか、これといった画期的な研究結果、治療・改善方法が発表された
と言うことは聞きません。
悪性腫瘍(がん)の研究が長年されてきた結果、
少しずつ、治療方法も予防方法も、
また、自身のがんになるリスクを知る、という方法も
その結果とともに知れ渡るようになり、
がんはもう怖くない、と言われるまでになっています。
難しい病気は、その分
長い研究が必要と言う事なのでしょう。
いま日本は、「高齢化のスピードよりも早く認知症高齢者の数が増加中!」
なのだそうです。
認知症について検索していたら、
アメリカはニューヨーク市、マンハッタンにあるマウントサイナイ医科大学の研究者からは、
身体の老化を促す「終末糖化産物(AGE)」と呼ばれる物質が
アルツハイマー型認知症の発症とも関係がある
と、ありました。
AGEとはタンパク質や糖が高温で加熱される時に発生するもの。
これが体内で増えると、AGEの受容体がアミロイドβの輸送体となり、
その結果アルツハイマー型認知症を発症してしまう。
実際に、AGEをたくさん摂取したマウスを使った実験では、
AGEの脳内濃度が高くなるとともに、
認知症の原因として指摘されているアミロイドβが蓄積されたことが確認された。
ちなみにこのAGEとは、タンパク質と糖が加熱されることによってできる毒性の強い産物。
ステーキや唐揚げといった動物性脂肪の多い食べ物に豊富に含まれている他、
ファーストフードのフライドポテトやポテトチップス、
炭酸飲料、缶詰などでも注意が必要。
なのだそうです。
母は、「アルツハイマー型認知症」と診断されていますが、
若いころから草食系で、
肉を食べるならせいぜい鶏肉ささみ、脂っこい食べ物は受け付けていません。
魚にしてもそう。
とにかく、野菜が中心の母でした。
もう一つ、こんなことが書かれてありました。
歯の歯周組織が口内細菌によって破壊される慢性的な炎症性疾患、
この炎症性物質が、脳の神経細胞を炎症から防御する
「血液脳関門」に異常をもたらすことが明らかになっています。
血液脳関門が正常に機能しなくなると、
炎症性物質が脳内に侵入できる状況を作り出しやすくなり、
アミロイドβによって起こる脳の炎症状態をさらに悪化させやすくなるのです。
歯周病は歯を失わせる原因にもなりますが、広島大学が行った研究では、
歯のあるマウスと歯のないマウスを比べたところ、
歯の無いマウスの方がアミロイドβの蓄積が進んでいたとの結果が出ています。
歯が無くなることで咀嚼によって生じる脳の中枢神経への刺激が減ってしまい、
その分脳の衰弱が早まってしまうのです。
母は、今現在でもすべて自分の歯です。
虫歯の治療はしてきましたが、
入れ歯は1本もないのです。
母だけ例外なのかもしれませんが、
この母の血を引いている自分としては
自分も母のようになる可能性があるのか、と思うと
複雑な気持ちになります。
なかなか、これといった画期的な研究結果、治療・改善方法が発表された
と言うことは聞きません。
悪性腫瘍(がん)の研究が長年されてきた結果、
少しずつ、治療方法も予防方法も、
また、自身のがんになるリスクを知る、という方法も
その結果とともに知れ渡るようになり、
がんはもう怖くない、と言われるまでになっています。
難しい病気は、その分
長い研究が必要と言う事なのでしょう。
いま日本は、「高齢化のスピードよりも早く認知症高齢者の数が増加中!」
なのだそうです。
認知症について検索していたら、
アメリカはニューヨーク市、マンハッタンにあるマウントサイナイ医科大学の研究者からは、
身体の老化を促す「終末糖化産物(AGE)」と呼ばれる物質が
アルツハイマー型認知症の発症とも関係がある
と、ありました。
AGEとはタンパク質や糖が高温で加熱される時に発生するもの。
これが体内で増えると、AGEの受容体がアミロイドβの輸送体となり、
その結果アルツハイマー型認知症を発症してしまう。
実際に、AGEをたくさん摂取したマウスを使った実験では、
AGEの脳内濃度が高くなるとともに、
認知症の原因として指摘されているアミロイドβが蓄積されたことが確認された。
ちなみにこのAGEとは、タンパク質と糖が加熱されることによってできる毒性の強い産物。
ステーキや唐揚げといった動物性脂肪の多い食べ物に豊富に含まれている他、
ファーストフードのフライドポテトやポテトチップス、
炭酸飲料、缶詰などでも注意が必要。
なのだそうです。
母は、「アルツハイマー型認知症」と診断されていますが、
若いころから草食系で、
肉を食べるならせいぜい鶏肉ささみ、脂っこい食べ物は受け付けていません。
魚にしてもそう。
とにかく、野菜が中心の母でした。
もう一つ、こんなことが書かれてありました。
歯の歯周組織が口内細菌によって破壊される慢性的な炎症性疾患、
この炎症性物質が、脳の神経細胞を炎症から防御する
「血液脳関門」に異常をもたらすことが明らかになっています。
血液脳関門が正常に機能しなくなると、
炎症性物質が脳内に侵入できる状況を作り出しやすくなり、
アミロイドβによって起こる脳の炎症状態をさらに悪化させやすくなるのです。
歯周病は歯を失わせる原因にもなりますが、広島大学が行った研究では、
歯のあるマウスと歯のないマウスを比べたところ、
歯の無いマウスの方がアミロイドβの蓄積が進んでいたとの結果が出ています。
歯が無くなることで咀嚼によって生じる脳の中枢神経への刺激が減ってしまい、
その分脳の衰弱が早まってしまうのです。
母は、今現在でもすべて自分の歯です。
虫歯の治療はしてきましたが、
入れ歯は1本もないのです。
母だけ例外なのかもしれませんが、
この母の血を引いている自分としては
自分も母のようになる可能性があるのか、と思うと
複雑な気持ちになります。
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