昨年、長男は「厄年(本厄)」でした。
正月に顔を合わせたときは、そのことをすっかり忘れていて、
「気を付けるように」と言って、送り出すことができませんでした。
システムエンジニアをしている長男は、
一時期、数件のプロジェクトを担当して
それぞれのリモート会議を抱えているとのこと。
心身ともに疲労がたまって
(数件のリモート会議をはしごしていると、休憩がうまく取れないようで)
お嫁さんが心配して連絡してきました。
「少しは休むようにお母さんから言ってもらえませんか?
私の言うことはちっとも聞かないんです。」
夜は夜で、次の会議に間に合うように、
それぞれのシステム構築をしなくちゃとかで、
全く休んでいない!
とのことでした。
男の本厄(42歳)は、一番働き盛り
でも、体の不調に気づく時期、でもあると、
信心深い母によく言われていたことを思い出しました。
どこそこの〇〇さんは、癌が分かった時、厄年だったとか、
どこそこの△△さんは、厄年に事故で亡くなった、
なんて話を聞かされていたので、
急に心配になって、
「体が資本」「命あっての物種」と脅かし、
仕事が大変だったら、辞めちゃいなさい!
こっちに帰ってきなさい!
なんて、言っていた時期がありました。
仕事の内容は相変わらずのようで、
この正月にも「少しでも休みたいから」と
移動時間の長いこちらへの帰省は、叶いませんでした。
(シンちゃんにはかわいそうですが・・・・・)
新しい年、
息子は今年は後厄ですが、
祝殿祭をした折に、長男の厄払いもしてもらおうと思っています。
今年、我が家では次男と娘が厄年(本厄)なのです。