『はつかいち』 ぶらり

安芸の宮島の地・・・廿日市を見たまま紹介―独自の好奇心アンテナを張り巡らせて、ビビッと反応したものを紹介します。

厳島を描いた木版画 ③ 

2021年04月14日 | 「宮島地区」ぶらり

 

江戸後期ころから厳島神社への参詣者の土産物として厳島神社を中心とし周辺部も含めて描いた木版画の厳島絵図を摺って販売していたようである。画像の厳島絵図は嘉永元年(1848)に発行されたものである。以前に紹介したが墨摺され一部色摺りされて彩色されたものがみられていたが、この絵図はすべて色摺りされている。しかし摺りずれがあり色合いも良いものではなく摺師の技量が高かったものとは思えないのである。以降の絵図には色摺りされたものが多くみられようになるのである。

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