呉市の休山山頂から大仁王山(標高316.45m)、西鹿田手前の尾根筋を呉市の街造り草創期の標石である呉軍港築造物制限区域標石を確認するために縦走した。「休山を歩く」参照
休山山頂から南尾根の標石は以前に探訪しており、この標石は呉港家屋建築制限法による区域の境標石で、この呉港家屋建築制限法は村落から市街地形成の推進をするための家屋建築の規準とされたもので、現在の都市計画法や建築基準法などに相当するものであり、これらに基づいて順次市街地の建設が進んで呉浦は農漁村から軍港都市への変遷を辿っていったのである。