へんたいみやけさんの本と映画とCDとキャバクラ

へんたい みやけ さんの仮想世界? 理想郷

「映画 謎解きはディナーのあとで」 DVD 櫻井翔、北川景子

2014-05-21 | 映画

S

2013年 作品。

東川篤哉原作の推理小説。TVドラマ版はこの小説を基にドラマが仕立てられているが、映画版はオリジナルストーリー。

シンガポールまでの旅を楽しもうと麗子(北川景子)は執事の景山を連れて豪華客船に乗る。しかし、そこには上司風祭警部(椎名桔平)が美術品の警護のために乗り合わせていた。そして、麗子の目の前で殺人事件が起こる。犯人の次のターゲットは麗子なのか? 風祭警部の迷推理にて現場の混乱が深まり、そして第ニの事件が起こる。

3

TVドラマを観ていない私でもそれなりに楽しめました。でも、TVドラマを知っていたらきっと笑えただろうなというシーンもあって、少し悔しい思いもあります。
本作の位置づけは推理の要素を持ったコメディ映画。お嬢様と執事、上司のとんでもない警部、間抜けな泥棒、博打好きの会社社長など、いろんな笑いの要素をちりばめてます。一方で推理ものとしては、これは弱すぎ。なんでこんな結果になるの? 根拠が薄すぎるよ! 無理がありすぎ! となります。

主演の二人、上手くないですね。固くて、パターンが決まっていて。こういう俳優さんで映画作ると、こんなになっちゃうんだという良き見本になりました。


<iframe src="http://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=hiroakimiyake-22&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=ss_til&asins=B00GBW7WPC" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「Summer Ballad Covers」 CD May J.

2014-05-20 | 音楽

Summer_ballad_covers

2013年6月発売のMay J.によるカバーアルバム。

夏の歌をバラードにアレンジ、May J.が伸びやかな声で歌い上げています。
「島唄」の良さがこういう格好で形になるのかとか、聴き慣れた曲の新しい側面を聴くことができます。また、これがまったく嫌みがなく、すんなりと心に染み渡ってっきます。

1. Precious
2. 島唄
3. 渚
4. First Love
5. LIFE
6. 夏祭り
7. 波乗りジョニー
8. 白い雲のように with クリス・ハート
9. secret base ~君がくれたもの~
10. 少年時代
11. ハナミズキ
12. I DREAMED A DREAM

May J.の上手さを再確認したアルバムです。お薦め。


<iframe src="http://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=hiroakimiyake-22&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=ss_til&asins=B00C9UBIJQ" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「不祥事」 池井戸潤

2014-05-19 | 本と雑誌

Photo

講談社文庫 388ページ 695円+税

メガバンク東京第一銀行の代々木支店でテラーをやっていた花咲舞が本社の事務部事務管理グループに異動。この事務部は上司の調査役 相馬健との2人という小さな所帯。ここは課題があった支店に出張して調査・指導を行う 臨店 という業務を担当していた。
花咲舞は持ち前の正義感と実行力で、歪んだ銀行の慣習・論理で発生した問題に対して、その本質を正す。気の弱い相馬調査役はオロオロするばかり。派閥のトップからにらまれようとも、まったく動じない行動には、現場銀行員たちから喝采を受ける。

本書は現在 杏さん主演のTVドラマの原作となっています。もう1冊、ヒロインの名前は唐木怜である「銀行総務特命」の2冊からドラマ製作。この2冊とも、連作短編。

ドラマも面白いですが、原作も良いですね。客のためではなく自分のキャリアのために働くエリート銀行マン。そしてこれが常態化して、この論理でしか動かなくなった組織。これに対してヒロインが問題を解決して、その病巣を切って捨てる。爽快感があります。
池井戸潤さんの小説に流れる、現場で頑張る人たちが最後は大逆転で報われるという、勧善懲悪。短編になってもこれは変わりません。また続いて池井戸潤作品を読みたくなってしまいました。


<iframe src="http://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=hiroakimiyake-22&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=ss_til&asins=4062771373" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「キズ・ヤケドは消毒してはいけない―治療の新常識「湿潤療法」のすべて」 夏井睦

2014-05-18 | 本と雑誌

Photo

主婦の友社 160ページ 1280円+税

皮膚のキズ・ヤケドは消毒してはならない。消毒しなければ痛みもなく、早く、きれいに治る。
キズを水道水で流して洗う。白色ワセリンを塗る。食品用のラップでくるむ。これだけ。手元にあればバンドエイドのハイドコロイドパッドを貼る。
キズに消毒液を塗り、ガーゼを当てることは最悪。痛い、治らない、あとが残りやすい。

ばい菌を消毒液で殺すことが重要、キズはガーゼをあてて乾かすこと という知識が与えられていましたが、これが間違いであった。
消毒液でばい菌を殺すことは困難、人の細胞を破壊してキズを治りにくくしている。これ、そんな気がしていましたが、本書で様々な分かりやすい例えで納得。そして乾かすのではなく、キズには潤いを与えるもの。これも、今までの教育、体験で じゅくじゅくしたらまずい と思っていたことが間違いであったことを今になって知ったしだい。

本書にて、キズが早く治ることが多くなっただろうな。

<iframe src="http://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=hiroakimiyake-22&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=ss_til&asins=4072906247" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「新しい靴を買わなくちゃ」 DVD 中山美穂、向井理

2014-05-17 | 映画

Photo

2012年 作品。

カメラマンの八神セン(向井理)は妹のスズメ(桐谷美玲)の付き添いでパリへ旅行。セーヌ川河畔で置いてきぼりにされたセンはパリに住むフリーペーパー記者のアオイと出会う。パリのホテルの名前も分からないセンはアオイと夕食をとった後にバーに行き、意気投合。センは泥酔したアオイを自宅まで送ったのだが、ホテルが分からず仕方なくアオイの自宅のバスルームで眠る。そして次の日も、センとアオイは楽しく一日を過ごす。

2

北川悦吏子 監督・脚本の淡いラブストーリー。良い人しか登場しない、心が暖まる男女の関係、そしてウィットに富んだ会話。これはまさに北川悦吏子ワールド。月9ドラマを観ている懐かしい感覚が蘇ってきました。

改めて感心したのが、中山美穂の演技力。微妙な女心を表情や体の動きで表現してます。少しはにかんだような笑顔、その笑顔を隠そうとする仕草は彼女ならではです。

3

月9ドラマなら、このあと4話くらい作ってさらにワクワクさせて最後は想像以上のハッピーエンドになるだろうなと思いながらエンディングロールを観ていました。憧れる世界がここにありました。



<iframe src="http://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=hiroakimiyake-22&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=ss_til&asins=B00AR9EFFA" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ブーリン家の姉妹」 DVD ナタリー・ポートマン、スカーレット・ヨハンソン

2014-05-16 | 映画

Photo

2008年 イギリス作品。

16世紀イギリス。ヘンリー8世は後継者となる息子を持つために、側室を捜していた。ブーリン家では権力を得るために長女アン(ナタリー・ポートマン)を差し出すが、ヘンリー8世が求めたのは既婚者であった次女メアリー(スカーレット・ヨハンソン)であった。活発で策略家のアンと清純なメアリー。メアリーが男子を産むことができたのだが、その時ヘンリー8世の心がアンに奪われており。。。

2

イギリスの国王ヘンリー8世の寵愛を受けたアンとメアリーの姉妹。ブーリン家の策略、アンの信じがたい動き、そしてアンにはめられてしまうヘンリー8世。愛と裏切りの人間模様の物語です。

ナタリー・ポートマンがこんな悪女になれるのには驚きました。画面観て「こいつ憎らしいなぁ」という気持ちになります。

3s

一方のスカーレット・ヨハンソンは心優しく清純、清楚そして美しい女性。この当時(2008年)のスカーレット・ヨハンソンはまだ幼さが残る表情しています。それが、メアリーの役にピッタリはまります。こちらも良し。この2女優の共演は成功でした。

4s

映画としては淡々とストーリーが進むものという予想でしたが、この予想を覆す大きな動きがありました。どちらが王の愛人になるか、世継ぎはどうなるかという興味、そしてラストの大きな事件まで、イギリス映画なのに変化があって退屈しません。
ヘンリー8世、そしてエリザベス女王の知識があればなおさら楽しめたかと思う映画です。


<iframe src="http://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=hiroakimiyake-22&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=ss_til&asins=B001OZDZUW" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「天使の処刑人 バイオレット&デイジー」 DVD シアーシャ・ローナン、アレクシス・ブレデル

2014-05-15 | 映画

Photo

2011年 米国作品。

バイオレット(アレクシス・ブレデル)とデイジー(シアーシャ・ローナン)はニューヨークの殺し屋。と言っても、ハイティーンの普通の女の子。二人は憧れのドレスを買うために、危険な仕事を引き受ける。それは、自分を殺して欲しいというマイケルからの依頼。その部屋に忍び込むが、そこには。。。

2

「ハンナ」のシアーシャ・ローナンの映画。パートナー役のアレクシス・ブレデルは、実は年齢が一回り上の30代。これが、同世代役としてシアーシャ・ローナンを引き立てています。
シアーシャ・ローナンは、どこか垢抜けしない、清純そうな雰囲気を持った不思議な女優です。裏返すと、画面の中でぱっと見栄えしない。米国ではこういう女優も売れるという、懐の深さを感じたりします。

3

ストーリーは、要約するような内容も無し。「だからどうなの」とつぶやきたくなる類の作品です。従って、観て良かったとは思わない作品。
シアーシャ・ローナンのファンにはどうぞ です。



<iframe src="http://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=hiroakimiyake-22&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=ss_til&asins=B00GQ56OCQ" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ビザンチウム」 DVD シアーシャ・ローナン、ジェマ・アータートン

2014-05-14 | 映画

Photo

2012年 イギリス・アイルランド作品。

16歳のエレノア(シアーシャ・ローナン)はこの姿で200年以上も生き続けている。8歳年上のクララ(ジェマ・アータートン)と共に流れ歩いてリゾート地にやってくる。そこで元ホテルのビザンチウムに住む男を巻き込み、そこを娼館として隠れ家とする。エレノアは寿命を迎えた人間の血を吸うことしかしない、すなわち死の迎えを果たすのみで生きている。このエレノアが白血病の冒された青年フランクとの恋に堕ち。。。

1s

アクション映画「ハンナ」のヒロインを演じたシアーシャ・ローナン。彼女がどんなヴァンパイアになるのか? この興味、期待がメインでDVDを観ました。16歳のまま年を取れない少女の哀しさは伝わります。また人間の血を吸わねば生きていけない哀しさもなんとなく分かります。しかし、味付けがあまりにも薄すすぎ。例えば老人の血を吸うところの表情、メイクアップを工夫するだけで、このヴァンパイアの性が引き立ったように思います。このあたりが、ハリウッドではないイギリス・アイルランド映画の特質なのでしょうかね。料理で言えば、サラダに赤色系のパプリカやにんじんを少し振るだけで美味しく見える。グリーンだけだと視覚的には満足できないのと同じ。

2

映画全体も平坦な進行、盛り上がりに欠けます。退屈する箇所もあり。完成度は高くないです。



<iframe src="http://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=hiroakimiyake-22&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=ss_til&asins=B00GWDG9WW" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「陽だまりの彼女」 越谷オサム

2014-05-13 | 本と雑誌

Photo

新潮文庫 342ページ 550円+税

上野樹里、松本潤の映画を観ていたく感動。即刻書店に行って本書を購入、あっという間に読み終えました。

心暖まり、涙止まらない、想い出に残る映画でしたが、原作の本書も同じ。後半は何度も涙を堪えきれなくなりました。
映画観てから原作を読んだので、後先逆になりました。基本的には原作通りの映画化がなされていました。読み返すことができない映画という性格を考慮してか、分かりやすく、場所によっては特にラストシーンなどは大胆に変更されています。それでも、映画は原作の良さを損なっていなかったです。

こういう彼女、こういう関係ができればいいなぁとファンタジーの世界に入ってしまう名作。これは、いろんな人に勧めたいラブストーリーです。

<iframe src="http://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=hiroakimiyake-22&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=ss_til&asins=4101353611" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「陽だまりの彼女」 DVD 上野樹里、松本潤

2014-05-12 | 映画

Photo

2013年作品。

広告代理店の営業の奥田浩介(松本潤)はクライアントへのプレゼンで中学の同級生の渡会真緒(上野樹里)に出会う。浩介の中学校に転校してきた時、真緒は勉強ができずいじめられていた。これを見かねた浩介が真緒を助けるが、これによって浩介もクラスから仲間はずれになってしまう。真緒は浩介に想いを寄せ、ある日浩介とキスをする。しかし3年生の時に浩介が引っ越すことになり、離ればなれになっていた。
今の真緒は見違えるばかり美しくなり、また仕事もできる女性になっていた。それから、二人は付き合うことになり、真緒の両親の反対を押し切って駆け落ちの形で結婚する。

2s

この映画を観てまず思ったのは、「上野樹里は天才俳優」だということ。彼女の振るまい、笑顔、泣き顔。これだけで、こちらも笑ったり、泣いたり、心が熱くなる。何かが取り憑いたようなものすごい演技です。
これに引っ張られたかのように松本潤も若手営業マンが純粋に女性を愛する姿を好演。言い映画になりました。

4

前半は心がじんわりと暖まります。後半は少しずつ悲しくなって涙目になって。ラストシーンで、「やられた!」とノックアウトされました。

これはお薦め。


<iframe src="http://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=hiroakimiyake-22&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=ss_til&asins=B00I2MGUCU" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする