へんたいみやけさんの本と映画とCDとキャバクラ

へんたい みやけ さんの仮想世界? 理想郷

「呪われの家」 小酒井不木

2013-09-27 | 本と雑誌

Photo

Kindle版 0円

大正14年(1925年)の探偵小説。
作者 小酒井不木は医学博士であったので、本作も医学のネタが豊富に使われています。

深夜十二時過ぎに小石川で「人殺しーい」という悲鳴、そして二十歳ばかりの女が地面にうずくまり地面に「ツノダ」と文字を書き息絶えた。その後左袖に血痕を付けた平岡という男が逮捕される。これに対して、名探偵 警視庁警部霧原庄三郎の「特別訊問法」による事件解決。「いくら固く口を噤んでいる犯罪者でも、その犯罪者の、本当の急所を抉るような言葉を最も適当な時期にたった一言いえば、きっと自白するもの」。事件の裏には信じがたい事実が。

関東大震災の後の混乱が残った東京。そこに体に欠陥がある登場人物。これが明かされていくと、もの悲しい事実が。
時代背景を感じながら、古き良き探偵小説を楽しみました。


<iframe src="http://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=hiroakimiyake-22&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=ss_til&asins=B009MC4RI8" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「ダーク・タイド」 DVD ハ... | トップ | 「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

本と雑誌」カテゴリの最新記事