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MR-S レポート 6 (TOYOTA MR-S)

2013-11-10 | クルマ

Imgp1378s

紅のMR-S。実用車でないことは分かっておりますが、荷物を積むのに四苦八苦しています。
もう1台所有のSWIFTと比較すると積載量は 1/500 くらいの感覚です。

まず、リアはエンジンが鎮座しておりトランクがありません。MR-Sの前のMR2には狭いながらトランクがありましたが、「コンパクト化」「軽量化」のためにあっさりとトランクは廃止されました。
フロントフードの下には、決してトランクとは言えない 小物入れがあります。

S

フードを開けると当然エンジンは無く、合成樹脂のカバーが。真ん中フタの爪を2箇所外して開けると、スペアタイヤがあり、この上が 小物入れになります。

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ここに至るまでの手順は、①グラブボックスを開ける。②その中のオープナーを引く。③フロント・フードを持ち上げる。ここでたいがい 手が汚れる。④ステーを噛ませてフロント・フードがおちてこないように固定する。⑤スペアタイヤ格納室のフタの爪を2箇所外す。⑥フタを開ける。 ・・・長い道のりです。
しかも、スペアタイヤ格納室のフタは片手で支えないと、自重でおちてくる。左手でフタを持って、右手でモノをいれるという段取りになります。
さらにさらに、ここはタイヤのゴムの臭いが充満。6年半が経過したこのMR-Sでもスペース・セイバー・タイヤの臭いが強いです。ここには食料品、衣料はもとより臭いが気になるものは置けません。置くとすれば、工具、サンダルといったところでしょうか。
アクセスに手間がかかる上にタイヤ臭の課題があるので、実質は使えないです。


実際にもの入れとして使えるのは左右シートの背中側、エンジンとシートの間のスペースに設けられたスペース。

S_3

シートを前に倒しますと(MR-Sのシートは前傾姿勢が苦手であまり倒れてくれません)、もの入れのフタ、ロックがあります。ここを開くと両側にビジネスバッグを2個ほど収納できるスペースがあります。

S_4

2人で乗る際には、ここにバッグを入れます。重宝していますが、使い勝手は最悪。ここにバッグを出し入れする際には、降車しなければなりません。またノートPCが入った重いバッグを入れるとなると、姿勢に気をつけなければ腰を痛めます。雨の日の2名乗車の買い物など、苦労します。
さらに先日気づいたのですが、ここはエンジンの熱が伝わります。11月の気温でビジネスバッグがほんわかと暖かくなっていました。夏期シーズンにはここに食料品は積めません。
実質有効なもの入れがあるとは言えません。


このように、想像した以上に荷物が積めない、運べないクルマです。
「そういうクルマじゃないよ」と割り切った商品企画、エンジニアに対してすがすがしさを感じます。極限設計のような格好良さがあって、この不便さが好きです。



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