デスクトップ・オーディオのメインスピーカー DALI ZENSOR1 の低域を膨らませるために、ONKYO SL-307を購入。 2001年夏発売の機種なので当然 中古機です。
20cmウーファーを下向きに取付け、低音を拡散板で反射させて全方位へ拡散させる構造。従って、拡散板の上に下駄を履いた格好でキャビネットが乗っています。前面にあるのはバスレフのダクト。
スリムですが奥行があります。
リア。
フロントのスイッチ類。
リアのコネクタ類。
ONKYOのサイトには製品情報とPDFのマニュアルがあります。中古機は本体だけの販売となることが多いので、メーカーサイトのPDFマニュアルは重宝しますね。
これによると、仕様は次のとおり。
・形式 アンプ内蔵バスレフ型
・入力インピーダンス 4.7KΩ(スピーカーレベル入力)、 12KΩ(ライン入力)
・実用最大出力 75W
・定格周波数範囲 30 ー 200Hz
・キャビネット内容量 32L
・ハイカットフィルター 可変(50 ー 200Hz)
・オートスタンバイ ON/OFF
・ウーファー 20cmコーン型
・消費電力 53W
・寸法 235W × 496H × 429Dmm
・質量 13.5Kg
これを見ると次の判断。
スリムだが重い。30Hz以下は期待できない。可変ハイカットフィルターが付いているのでチューニングできる。
本機選択の一番の理由はスピーカーレベル入力があること。すなわち、アンプからのスピーカー出力を本機に接続して使用することができるということです。デスクトップ・オーディオ用のアンプがケンウッドの R-K1000 。これに接続するにはスピーカーレベル入力が必須であったためです。 R-K1000は付加機能を極力廃して品質重視した小型アンプ。このために、サブウーファー用のライン出力や、プリアウト出力が無いのです。
R-K1000から本機SL-307まで極太のスピーカーケーブル(実は 電力配線用のキャブタイヤケーブル) で接続。SL-307から DALI ZENSOR1までを従来のスピーカーケーブルで接続しました。SL-307のスピーカー端子が小さいので、キャブタイヤの接続は難易度が高かったです。
さて結果は、「これは言うことなし。完璧です」
DALI ZENSOR1のエージングが進んで低域が出るようになったこともあって、100Hz以下を補う形となったSL-307が上手くはまりました。
これはちょっとジマンできる音質。
2万円台半ばのDALIと中古アンプ、中古サブウーファーでここまで満足できるオーディオ体系が作れるとは、我ながら驚きです。
DALI スピーカーシステム ZENSOR 1 ライトウォールナット ZENSOR1 | |
クリエーター情報なし | |
ダリ |
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます