2013年作品。
昭和63年、高校生の遠馬(菅田将暉)は父親の円と父親の愛人の琴子の3人暮らし。円はセックスの時に女を殴るという性癖を持っており、血をひいた遠馬は自分もそうなるのではないかと思っている。遠馬は付き合っている彼女 千種(木下美咲)がおり、神社でセックスをする仲。
セックスの際に女を殴らねばならない父親。いつか自分もそうなるのではと怖れ、またガールフレンドにそういう行為をしてしまう息子。これを軸として、父親と愛人のセックス、息子とガールフレンドのセックス。さらには父親が通っているアパートの女とのセックス、最後は父親が息子のガールフレンドを犯す。
こう書けば、とんでもないセックス映画のよう。実際にそのシーンは多いですが、いやらしさはなく人間の性(さが)を考えさせられる映画。
千種役の木下美咲が良かったですね。不器用なんだけど、実は強い芯を持った女性の役。
ラストで「なんで?」と思わせる。こうなるとは思いませんでした。このラストシーンで暗い映画の色が変わりました。
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