2018年 米国作品。
足の故障によりボルショイバレエのマドンナの地位を追われたドミニカは、母親の治療費のために叔父のすすめでロシアの諜報機関に入る。そこで鍛え上げられたドミニカはスパロー(スパイ)としてCIA捜査官に接近してロシア政府内に潜り込んでいるアメリカへの情報提供者の名前を引き出すという任務に就く。
ロシアのスパロー(スパイ)とCIA捜査官の駆け引き、争いを描いたアクション映画。スパイ映画だからが故か、どこまでが本音でどこが嘘かがわからない。ヒロインは何を考えているのか、何を信じて良いのかわからない状態でストーリーが爆走していきます。ハラハラ、ドキドシさせて最後はしっかりと落ち着くところに納めてくれて安心しました。
ドミニカ役のジェニファー・ローレンスは「ハンガー・ゲーム」シリーズでブレイクした女優さん。今回はセクシーな演技をもって相手方を凋落させるという重要な役もあり。ここが不足でした。挑発的な衣装や下着であっても、妖艶というような色合いが出ていないです。このあたりはジェニファー・ローレンスの現状の課題かな。これ故に、スパイの裏の闘いの厚みが出なかった。惜しい。
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